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【W杯のツボ】PK戦は先攻有利!! 勝率92%

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【W杯のツボ】
PK戦は先攻有利!! 勝率92%

 PK戦の極意は“先手必勝”-。前日のブラジルに続き、コスタリカがPK戦でベスト8をつかみとった。思えばブラジル、コスタリカとも先にキックする先攻だった。W杯のPK戦では圧倒的に先攻が有利とのデータが浮かび上がる。

 出場チームが現行の32チームになった1998年フランス大会以降、W杯でのPK戦は13試合あった。そのうち、何と12試合で先攻のチームが勝利している。勝率は92・3%。コイントスで先攻を取れば、グッと勝利に近づく数字だ。

 PK戦では一般的にも先攻が有利とされる。指摘される理由は「後攻のチームは、常に成功させなくてはいけない重圧がかかる」というもの。先攻側がゴールして先行する限り、後攻側はいつも失敗が許されない崖っ縁に立たされるからだ。

 後攻のスペインが勝った2002年日韓大会の決勝トーナメント1回戦は、先攻のアイルランドが2人目から4人目まで3人続けて失敗した。両者の立場は“逆転”したと考えられ、後攻のスペインが先攻のようにゴールを先行していった。

 1970年から約30年間に行われた国内外の主要大会のPK戦2820件を調査した英国の教育・研究機関は、60%が先攻チームの勝利だった、との結果を発表している。「コイントスで勝ったら迷わず先攻をとれ」。歴史が教えてくれている。(榊輝朗)

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