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韓国統一地方選 文在寅政権の1年に評価 高支持が後押し、与党優勢

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韓国統一地方選 文在寅政権の1年に評価 高支持が後押し、与党優勢

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13日、ソウルで行われた韓国統一地方選の開票作業(共同) 1/1枚

 【ソウル=名村隆寛】韓国で13日、統一地方選の投開票が行われた。同日深夜には大勢が判明する見通しで、文在寅(ムン・ジェイン)政権の高支持率を背に選挙戦を進めてきた左派系与党「共に民主党」が優勢な状況だ。

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 4年に1度の選挙戦では、全国で計4016人が選出される。また、国会議員の再・補欠選もソウルや釜山(プサン)、全羅南道(チョルラナムド)など12の選挙区で行われた。暫定投票率は62%で、23年ぶりに60%を上回った。

 選挙は文政権発足後、今回が初の全国規模のもので、文政権の信任が問われた。文政権の支持率は最近の世論調査でも70%台を維持しており、注目されるソウル市長選をはじめ主要な17市・道首長選のうち14カ所で与党が優位だった。

 一方、文氏の経済政策などを批判する最大野党「自由韓国党」などは苦戦してきた。特に今回は、投票前日に史上初の米朝首脳会談が行われており、朝鮮半島の非核化などをめぐる米朝の共同声明に対する有権者の判断が、どれだけ反映されるかも関心を集めた。

 注目されたソウル市長選では、3選を狙う与党の朴元淳(パク・ウォンスン)市長が、昨年の大統領選で文氏に敗れた野党「正しい未来党」の安哲秀(アン・チョルス)氏を終始、大きく引き離した。保守系が伝統的に強い地域でも、与党候補の優勢が多く伝えられた。

 与党が勝利すれば、文政権はさらに基盤を強めることになり、保守系野党の弱体化も予想される。