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台湾東部でM6の地震 2人死亡、日本人2人含む200人以上けが ホテルなど傾く

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台湾東部でM6の地震 2人死亡、日本人2人含む200人以上けが ホテルなど傾く

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7日午前、台湾・花蓮市内で、6日深夜の地震で下層部が崩れた住居兼ホテル(田中靖人撮影) 2/5枚

 【花蓮=田中靖人】台湾の中央気象局によると、6日午後11時(日本時間7日午前零時)50分ごろ、東部・花蓮県沖約18キロを震源とする地震が発生、同県花蓮市など各地で大きな揺れを観測した。地震の規模はマグニチュード6・0、震源の深さは約10キロ。

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 行政院(内閣に相当)によると、花蓮市内のホテルなど4棟が傾くなどの被害を受け、2人が死亡、214人が病院に搬送された。一時、約700戸が停電、約4万戸が断水した。

 日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会によると、この地震で邦人2人が負傷し病院に搬送された。けがの程度や旅行者かどうかは不明。

 花蓮の消防当局によると、12階建て集合住宅兼ホテルでは、下層3階部分が崩れて十数人と連絡が取れなくなっており、軍や消防が救出を急いでいる。台湾当局によると、7日午前現在この住宅を含め約170人の安否確認が終わっておらず、犠牲者は増える可能性がある。

 蔡英文総統は7日午前、この建物を視察し、「今は(生存率が高い)重要な時期であり、捜索要員の安全を確保しながら捜索を急ぐ」と述べた。

 また、同市内で40年以上経営するホテル「統帥大飯店」は1、2階部分が崩れ、約130人が避難・救助された。報道によると、日本人客約30人が宿泊していたという。

 台湾では4日夜から東部を震源とする地震が断続的に起きていた。花蓮周辺では7日午前も余震が続いており、余震で女性が店舗から悲鳴を上げて飛び出す姿もみられた。タクシー運転手、官守安さん(58)は「大きな揺れが30秒近く続いて目が覚めた。余震で一睡もしていない。こんな大きな地震は何十年ぶりだ」と話した。

写真ギャラリー

  • 地震で傾いたビル=7日、台湾・花蓮県(AP)
  • 7日午前、台湾・花蓮市内で、6日深夜の地震で下層部が崩れた住居兼ホテル(田中靖人撮影)
  • 7日午前、台湾・花蓮市内で、6日深夜の地震で1、2階部分が崩れたホテル(田中靖人撮影)
  • 地震の被害にあったホテルで救助活動をする人たち=7日、台湾・花蓮市(中央通信社=共同)