産経ニュース for mobile

台湾側が表記に「遺憾」表明の改訂版「広辞苑」が発売 【安全神話】【廃炉】…原発用語も

記事詳細

台湾側が表記に「遺憾」表明の改訂版「広辞苑」が発売 【安全神話】【廃炉】…原発用語も

更新
1/1枚

 国語辞典のベストセラー、岩波書店の「広辞苑」の10年ぶりとなる改訂版(第7版)が12日、発売された。「ブラック企業」「LGBT」(性的少数者)など、第6版の刊行後に定着するなどした言葉約1万項目を追加し約25万項目を収録。無料で利用できるネット辞書の普及などで紙の辞書を取り巻く環境は厳しいが、辞書界の代表的存在の改訂で、書店の活性化などが期待される。

<< 下に続く >>

 改訂版では、科学技術の進歩により、一般的に使われるようになったIT用語や、東京電力福島第1原発事故後に注目された科学分野の言葉などを重点的に選定。今回初めて編集者に原発担当が加わり、「将来も使われ続ける言葉」として「安全神話」「廃炉」などが新たに選ばれた。従来の言葉に新たな意味が加わった例では「炎上」は「インターネット上で、記事などに対して非難や中傷が多数届くこと」と付記された。

 広辞苑をめぐっては、第6版で台湾が「中華人民共和国」の一部として表記されていることに対し、台湾側が岩波書店側に表記の修正を求めたが、岩波側は「誤りとは考えていない」との見解を発表していた。