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中国との貿易不均衡「不満」 マクロン仏大統領が北京で講演

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中国との貿易不均衡「不満」 マクロン仏大統領が北京で講演

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講演するマクロン仏大統領=9日、北京(ロイター) 1/1枚

 【北京=西見由章】中国を初めて公式訪問しているフランスのマクロン大統領は9日、習近平国家主席との首脳会談に先立ち北京で講演し、「市場参入の現状は不均衡で満足できない」と述べ、中国との貿易不均衡が解決されなければ保護主義を招くと警告した。ロイター通信が報じた。

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 フランスの対中貿易赤字は年300億ユーロ(約4兆円)に達し、マクロン氏は赤字解消に向けて一層の市場開放を習氏に求める構え。マクロン氏はビジネス関連会合で、中国の市場開放と引き換えにフランスへの投資を開放する考えを示し、「責任ある対応がなされなければ双方は(市場を)閉じてしまうだろう」と指摘した。

 会合では中国インターネット通販大手の京東集団(北京市)が今後2年間、フランス産のブランデーや飲料水など20億ユーロ相当を販売することで合意。中国は“爆買い”によりフランス側の批判をかわす構えだ。