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【ロシアゲート疑惑】近くトランプ氏を直接聴取か ロシア疑惑で特別検察官

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ロシアゲート疑惑

近くトランプ氏を直接聴取か ロシア疑惑で特別検察官

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ナッシュビル国際空港に到着し、軍幹部の出迎えを受けるドナルド・トランプ米大統領=8日、米テネシー州ナッシュビル(AP) 1/2枚

 【ワシントン=加納宏幸】米紙ワシントン・ポストなどの米メディアは8日、ロシアの米大統領選干渉疑惑を捜査するモラー特別検察官がトランプ大統領の個人弁護士に対し、トランプ氏本人から直接、事情を聴取する意向を昨年12月に伝達したと報じた。同紙は、トランプ氏に近い人物の話として、モラー氏のチームが数週間以内に「質問の一部」について聴取する可能性があるとしている。

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 トランプ氏は疑惑をめぐるロシアとの共謀を否定しており、無実の証明を楽観視している。6日には記者団に、「共謀も犯罪もなく、みんなが私は捜査対象ではないといっている」と述べていた。トランプ氏は聴取も受け入れる意向だ。

 しかし、弁護団は聴取の回避を模索し、書面による供述が可能であるかなどをモラー氏側に打診しているとされる。NBCテレビによると、弁護団はモラー氏本人が聴取を実施するかや、大統領が聴取に応じる場合の法的基準、内容や時間、場所について明確にするよう求めているという。

 モラー氏は大統領選への干渉に加え、トランプ氏のコミー前連邦捜査局(FBI)長官解任が「司法妨害」に当たるかにも関心を持っているとされる。

 1986年に発覚したイラン・コントラ事件では、レーガン大統領(当時)が書面で供述し、98年にはクリントン大統領(同)がホワイトハウス実習生との「不適切な関係」を録画で証言した。2004年には当時のブッシュ(子)大統領が大統領執務室で、ホワイトハウス高官によって中央情報局(CIA)工作員の実名が漏洩された疑惑で任意の聴取に応じた。

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  • トランプ米大統領=5日、米ホワイトハウス(AP=共同)