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【緊迫・南シナ海】中国、着々と南シナ海でレーダーなど軍事転用可能な施設整備 米シンクタンクが警告

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中国、着々と南シナ海でレーダーなど軍事転用可能な施設整備 米シンクタンクが警告

緊迫・南シナ海更新
南シナ海・南沙(英語名スプラトリー)諸島のファイアリクロス(中国名・永暑)礁で建設が進む施設=11月19日(CSISアジア海洋透明性イニシアチブ・デジタルグローブ提供、共同) 1/1枚

 米シンクタンク、戦略国際問題研究所(CSIS)は14日、衛星写真に基づき、中国が南シナ海の人工島で軍事目的に使えるレーダーなどを整備し続けているとする分析を公表した。北朝鮮の核・ミサイル問題が国際社会の注目を集める中で、中国による南シナ海の軍事拠点化が着々と進んでいると警告している。

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 今年完成または着工した恒久的な施設の総面積は約29万平方メートルに当たると指摘した。最も動きが活発だったのは、南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)諸島のファイアリクロス(中国名・永暑)礁。過去数カ月の間に、高周波レーダーとみられる物体が設置された。弾薬貯蔵用とみられる大規模な坑道も完成した。

 スービ(渚碧)礁には2基目の「象のオリ」(巨大アンテナ)とみられる構造物を建設。11月15日撮影の西沙(英語名パラセル)諸島の永興(英語名ウッディー)島の衛星写真には大型航空機が複数写り、電子偵察機としても使用できるとしている。(共同)