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南京式典に習近平氏が3年ぶり出席へ 歴史問題めぐり対日強硬姿勢も

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南京式典に習近平氏が3年ぶり出席へ 歴史問題めぐり対日強硬姿勢も

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 【上海=河崎真澄】日中戦争時の1937年に旧日本軍による南京占領で起きたとされる「南京事件」から80年となる13日、江蘇省南京市内の「南京大虐殺記念館」で行われる追悼式典に、習近平国家主席が3年ぶりに出席する見通しとなった。複数の関係筋が8日までに明らかにした。

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 10月の共産党大会を経て2期目が始動したタイミングを受け、抗日戦の歴史問題をめぐる姿勢を強調することで、改めて習指導部への国内からの求心力を高める狙いがありそうだ。

 中国は2014年に12月13日を「国家哀悼日」に格上げし、追悼式典の主催を従来の江蘇省当局や南京市当局から国家レベルに変更した。この年に初めて出席した習氏は演説で、対日関係の改善を模索する発言の一方、「30万人が殺戮(さつりく)された」などと強調した。

 関係筋によると今年の追悼式典は、中国のプロパガンダを取り仕切る「共産党中央宣伝部」が中心となって準備を進めている。80周年という“節目”の年にあたるとして、先月来、南京を中心にさまざまな宣伝行事も行ってきており、13日の式典を国際社会にアピールする考えのようだ。