産経ニュース for mobile

【外交文書】自衛力増強「反対せず」中国共産党・胡耀邦総書記、日本との国力差意識か

記事詳細

自衛力増強「反対せず」中国共産党・胡耀邦総書記、日本との国力差意識か

外交文書更新

 1983(昭和58)年11月に来日した中国共産党の胡耀邦総書記が、中曽根康弘首相との会談で「日本が適当に自衛力を増強させることに反対しない」と伝えていたことが、12日公開の外交文書で分かった。78年の平和友好条約締結後、円借款を柱とした日本による経済支援が本格化。圧倒的だった日本との国力差や胡氏自身の親日路線もあり、中曽根氏への融和的対応になったとみられる。

<< 下に続く >>

 83年11月24日付の極秘文書によると、同日の会談で中曽根氏は、冷戦下におけるソ連の脅威を理由に「憲法の範囲内で必要な自衛力を整備する」と説明。同時に「他国に攻め込むような力は絶対に持たない」として、現行憲法下での防衛力整備に理解を求めた。

 胡氏は「自衛力が弱いとの首相の認識を信じる。いかに日本が自衛力を拡大させようと、中国と戦うことにはならないと信じる」と応じた。

プッシュ通知