産経ニュース for mobile

【習近平氏訪英】キャメロン首相と会談、欧米初の中国製原発建設で合意へ 日本と競合の鉄道は?

記事詳細

キャメロン首相と会談、欧米初の中国製原発建設で合意へ 日本と競合の鉄道は?

習近平氏訪英更新

 【ロンドン=内藤泰朗】英国を訪問している中国の習近平国家主席は21日、ロンドン中心部の首相官邸でキャメロン首相と会談。両首脳は、欧米初となる中国製原子力発電所の建設を含む経済協力を進展させることで合意する見通し。

<< 下に続く >>

 英BBC放送によると、両国首脳は21日、フランスのエネルギー企業EDFが主導する南西部ヒンクリー・ポイントの原発建設で、中国が30%を出資することに合意する文書に調印。中国は原発の英国建設を実現することで、原発の輸出に弾みをつけたい考えだ。

 2025年に完成予定のヒンクリー原発は、総投資額が240億ポンド(約4兆5千億円)と見込まれ、2万5千人の雇用を生み、約60年間にわたり、約600万世帯に電力を供給することになるという。

 日本と競合する新高速鉄道(HS2)建設でも、中国企業の参入で合意するものとみられる。英中両国は習氏の訪英期間中、「過去最大の対英投資」(BBC)である原発を含む総額300億ポンド相当の経済協力文書に調印する予定だ。

 ただ、原発建設ではサイバー攻撃やスパイ行為を続ける中国に依存することに強い警戒感も出ている。