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叔父殺害で懲役12年求刑 「心神喪失」一転起訴の男 大阪地裁

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叔父殺害で懲役12年求刑 「心神喪失」一転起訴の男 大阪地裁

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  大阪府枚方市で平成27年、同居の叔父を刺殺したとして、殺人罪に問われた無職高島宏太被告(30)の裁判員裁判の論告求刑公判が11日、大阪地裁(浅香竜太裁判長)であり、検察側は懲役12年を求刑し、結審した。判決は25日。

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 高島被告は殺人容疑で逮捕後、心神喪失を理由にいったん不起訴になっていた。

 検察側は論告で「普段世話をしていた叔父への鬱憤が憎悪に転じ、ストレスとなった」と指摘。「飲酒や服薬の影響で意識もうろう状態だったとしても、刑事責任能力が著しく低下していたとはいえない」とした。

 これまでの公判で弁護側は「殺害に関する記憶の欠落が多く、判断能力は失われていた」と無罪を主張していた。

 起訴状によると、27年11月17日夜~18日午後、枚方市のマンションで、叔父の正充さん=当時(45)=の胸などを包丁2本で複数回突き刺し、失血死させたとしている。

 高島被告は不起訴後に大阪地検が申し立てた心神喪失者等医療観察法に基づく鑑定入院の結果、刑事責任能力があると判断され、16年6月に起訴された。