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働く女性の「あるある」を1分間の動画に 読売テレビ配信中

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働く女性の「あるある」を1分間の動画に 読売テレビ配信中

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読売テレビ「おんなのうたお届け委員会」が制作した動画「今日もゴミが出せなかったの歌」に登場する歌手、山口ひろみ(右)ら(同局提供) 1/3枚

 読売テレビ(大阪市、日本テレビ系)の女性社員らが、働く女性のリアルな日常を歌に仕立て、1分間の映像にまとめた「おんなのうた」を配信、動画サイトやSNSで静かな共感を呼んでいる。女性活躍が叫ばれるが、放送業界は依然、男性社会。そんな中、働く女性の「あるある」に共感してもらい、一緒に元気になれれば、と立ち上げたユニークな企画だ。

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 「おんなのうた」を配信している「お届け委員会」は、同社の編成や営業、コンテンツ事業に携わる女性社員ら、いずれも20~30代の女性、計8人。

 同社では、女性社員は全体の2割程度。同じ部署に女性が複数所属することが少なく、女性同士で仕事をする機会もほとんどなかった。そんな状況に、「女性たちで何かやってみては」と幹部がアドバイス。社内のつてをたどって集まったのは8人。放送に携わる女性自身の手で、本当に見たいコンテンツを制作しよう、と決めた。

 昨夏から業務時間外に集まって話し合ううち、メンバーのそれぞれが、暮らしの中で悩みを抱えていることがわかった。「宅配便、受け取れないよね」「掃除や洗濯を夜にしかできない。明るい時間にやりたい」。不満とまではいかないが、なんだかモヤモヤとした気持ち。これをほかの女性たちと共有できたら、元気になれるかも-そんな思いを、1分間の歌に託し、動画にまとめ、公式ホームページ( http://onnanouta.com/ )や動画サイト「YouTube」、公式ツイッターなどで配信することにした。

 第1弾「今日もゴミが出せなかったの歌」は3月に公開。

 ♪寝ぐせ直しちゃいけなかったの 明暗わけた スリーミニッツ

 ゴミ出しに間に合わなかったガッカリした気分を、演歌ドラマに仕立てた。先月16日公開の第2弾「たんかぶLOVE」では、思いっきり炭水化物を食べたい願望を歌と映像に託した。

 これまでに再生回数は計17万5千(今月8日現在)を数え、「面白すぎる」「分かるわ~」など女性たちから共感の声が寄せられている。14日からは第3弾「もがいた先に、春」が公開されている。

 委員会のメンバー、編成部の小島祥子さんは「日頃は番組制作に関わっていますが、どこか男性目線だったりして、女性が本当に見たいものとは少し違うことがある」と話す。ゴミ出しにしても、「男性なら今日出せなかったら次に出せば、と言うでしょう。そうじゃないんです。そこを女性同士、『わかるわかる』と言いたい。そんな気持ちを動画を通じて代弁できたら」と話す。今後、番組やCMなど、企業とのコラボも視野に活動するという。

写真ギャラリー

  • 「おんなのうたお届け委員会」を結成した(左から)編成部・小島祥子さん、CM部・小金澤ゆきさん、コンテンツ事業部・折原加奈さん
  • 動画「今日もゴミが出せなかったの歌」から(同局提供)