産経WEST for mobile

【エンタメよもやま話】中国・天安門事件、実際は“大虐殺”だった 英機密文書「犠牲1万人」人民解放軍の残虐行為とは

記事詳細

岡田敏一のエンタメよもやま話

中国・天安門事件、実際は“大虐殺”だった 英機密文書「犠牲1万人」人民解放軍の残虐行為とは

エンタメよもやま話更新

 さて、今週ご紹介するエンターテインメントは、韓国と共にあちこちの国々に慰安婦像を建てるべく、裏で反日工作を続けるあの国のお話でございます。

<< 下に続く >>

 本コラムではこれまで「韓国軍が数千人ベトナム女性を強姦し、慰安婦にしていた…米国メディア『日本より先に謝罪すべきだ』」(昨年1月20日付、 http://www.sankei.com/west/news/170120/wst1701200001-n1.html )や「韓国兵は3回も私を襲った…ベトナム戦争の残虐を英紙が報道、欧米で怒り・驚き噴出」(昨年11月24日付、 http://www.sankei.com/west/news/171124/wst1711240004-n1.html )などのように、欧米の音楽や映画はもちろん、国際政治や経済、IT(情報技術)、動物愛護、環境保護、UFO&地球外生命体騒ぎに至るまで、国内外を騒がせるニュースをすべて“エンターテインメント”ととらえ、他のメディアと違った視点でご紹介してきました。

▼【関連ニュース】韓国軍が数千人ベトナム女性を強姦、慰安婦に…米国メディア『日本より先に謝罪すべきだ』

▼【関連ニュース】韓国兵は3回も私を襲った…ベトナム戦争の残虐「ライダイハン」を英紙が報道、欧米で怒り

 というわけで、今回も、こうした自国が犯した非人間的残虐行為や重大な戦争犯罪に対しては謝罪どころかそれ以前に事実すら認めないくせに、日本に対しては謝罪を要求する連中の欺瞞(ぎまん)を暴(あば)く一件について、詳しくご説明いたします。

    ◇   ◇

■人民を戦車で踏み潰す…中国政府「死者は学生36人など民間218人」発表、実際は「万」

 みなさんも恐らくご存じだと思います。1989(平成元)年6月4日、民主化を求め、首都・北京の天安門広場に集まった学生を中心とする一般市民のデモ隊に対し、中国人民解放軍が発砲したり、装甲車でひき殺すといった武力弾圧を強行し、多数の死傷者を出した「天安門の大虐殺」です。

 「え、天安門事件のことでっしゃろ。大虐殺?。そんな大袈裟(おおげさ)なもんちゃいまっせ」と思ったあなた。間違ってますよ~。

 なぜか。中国政府は当時、発生から15日後の6月19日、死者数は学生36人を含む民間人218人と人民解放軍(PLA)の兵士10人、武装警察官13人の計241人。負傷者は7000人と発表していたのですが、先ごろ英国で公開された外交機密文書によると、実際は何と、少なくとも1万人の一般市民が殺害されていたことが判明したのです。政府の公式発表の約41・5倍ですね。

 昨年の12月23日付で英BBC放送や英紙インディペンデント、フランス通信(AFP)など、欧米の主要メディアが一斉に報じているのですが、この数字、どこから出てきたかと言いますと、当時の駐中国英国大使、アラン・ドナルド卿(きょう)が、この大虐殺の発生翌日の1989年6月5日付で打電した英政府への極秘公電の中に出てきたのです。

■英国大使「中国の内閣から聞いた虐殺数は…」

 この極秘公電、ロンドンの英国立公文書館が保管しているのですが、昨年の10月に機密指定が解除され、それを受けて香港のニュースサイト「HK01(香港01)」がこれを閲覧。最初に内容を報じたのでした。

 前述した各メディアの報道によると、アラン卿の情報源は「中国の国務院の“良き友人”から聞いた情報を伝えてきた」人物で、6月3日の夜から4日の夜の大虐殺についての状況が説明されています。

 ちなみに中国の国務院とは、実質的に中国を支配する内閣で、議長を務めるのは首相です。なので極めて信用できる内容なのは間違いありません。事実、アラン卿はこの情報源について、この大虐殺が起きる以前から信頼できる人物で「事実と憶測と噂を慎重に区別」する人物だったと説明しています。

 では肝心の内容はどうだったのか?。アラン卿の打電内容について、前述の英紙インディペンデントなどはこう記しています。

 <天安門広場の周辺に集結した大勢の人々に“残虐行為”を行ったのは、(中国北部の)山西省の人民解放軍の陸軍「第27集団軍」で、彼らの60%は読み書きができず、primitive(原始的な人々、幼稚な人々)と呼ばれていた>

写真ギャラリー

  • 天安門事件で、少なくとも一般市民1万人が殺されたという新事実を報じる昨年の12月23日付の英紙インディペンデント
  • 北京の天安門広場で掲揚される中国国旗(共同)
  • 香港島のビクトリア公園で「香港市民愛国民主運動支援連合会」が主催する集会に飾られた犠牲者を追悼する碑を見上げる参加者(河崎真澄撮影)
  • 香港大学で開かれた討論会で発言する独立派政党「香港民族党」の陳浩天代表(左)。右は事件の追悼集会を毎年主催している民主団体派「香港市民愛国民主運動支援連合会」(支連会)のリーダー李卓人氏(河崎真澄撮影)