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「嫌われすぎて死にたくなってきた」「死ぬ準備はもうできてる」…長崎・中3いじめ自殺報告書公開

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自殺問題

「嫌われすぎて死にたくなってきた」「死ぬ準備はもうできてる」…長崎・中3いじめ自殺報告書公開

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 平成26年に長崎県新上五島町立中3年の松竹景虎さん=当時(15)=がいじめを受け自殺した問題で、町は31日、第三者委員会の調査報告書をホームページに公開した。松竹さんの両親は県庁で記者会見し、父裕之さん(53)が「報告書を読んでもらい、いじめをしないという気持ちを持ってほしい」と語った。

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 報告書は約100ページで、松竹さんが自殺する直前まで、同級生と交わしていた無料通信アプリLINE(ライン)のやりとりも掲載。「最近嫌われすぎて死にたくなってきた」「死ぬ準備はもうできてる」などと、追い詰められていった心境が記されている。

 第三者委は16年1月、「過酷ないじめを受け続け、それが原因で自殺した」との調査報告書をまとめた。町はいったんホームページに掲載したが「内容に確認が取れないところがある」として削除していた。

 今回の公開に当たり、町は「事実確認ができていない箇所が含まれている」と改めて付け加えた。両親は「報告書の内容を否定することにつながる」と批判している。

 両親は町に損害賠償を求めて提訴し、長崎地裁で昨年9月、いじめ防止措置を怠った学校側の過失を認め、町が和解金4千万円を支払う内容で和解した。