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【関西の議論】画面から突然消えたテレビ大阪の看板アナ、直前に出回った謎の文書…降板理由は「社内での迷惑行為」

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画面から突然消えたテレビ大阪の看板アナ、直前に出回った謎の文書…降板理由は「社内での迷惑行為」

関西の議論更新
テレビ大阪の庄野数馬・元アナ 1/1枚

 看板アナが突然、画面から消えた。テレビ大阪の庄野数馬アナウンサー(31)が、キャスターを務めるニュース番組「ニュースリアル」(月~木曜、午後5時15分)を20日で降板、翌日の「金曜報道スペシャル」(金曜、午後5時15分)も降板した。同社は26日、「社内での迷惑行為により厳正処分にした」と発表したが、迷惑行為についても、処分内容も説明しないままだ。

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■謎のFAX

 突然の降板劇は新聞各社への1通のFAXがきっかけだった。20日午後4時52分、FAXが産経新聞社に届いた。あて先は「関西放送記者会加盟各社 御中」、発信元は「テレビ大阪」。

 《前略、弊社取締役・●●●●(実名)夕方ニュース番組「ニュースリアル関西」「金曜報道スペシャル」キャスター・庄野数馬の両名は、就業規則違反により処分が下されました。庄野につきましては、すべての番組を降板することとなりましたのでご報告いたします》

 連絡先の電話番号まで記載してあった。

 FAXの内容を確認するため記載の電話番号にかけると、しばらく待たされた後、「社の広報へかけてください」という返答。広報に電話すると「うちから出した文書ではない」という。各社にFAXされており、記者を含め、各社が同局に駆けつけた。

■庄野アナ降板

 集まった記者に、総務局長が対応することになった。そこで配布されたのは1枚の紙。内容は、「庄野数馬アナウンサーは、メインキャスターを務める2番組(「ニュースリアル」「金曜報道スペシャル」)を20日の放送をもって降板」「就業規則違反については調査中で、プライバシーに関わる問題を含んでいる可能性があるので内容については答えられない」。役員については記載がなかった。

 総務局長は各社からの問い合わせがきっかけで、庄野アナが就業規則違反の調査対象であることを知った、と説明する。調査は別のセクションが行っている途中であり、違反内容についても「ノーコメント」を貫いた。

 しかし、処分が下されるかどうかも分からないうちに降板させるのか。「調査対象となった者が報道に携わるのは問題があるという判断をした」と総務局長。FAXに記載されていた「役員」については「調査対象とは聞いていない」。また、FAXを送った人物も不明で、「それについてもこれから調査しなければならない」と答えた。

■説明もなく

 翌21日。「ニュースリアル」が始まると画面に映し出されたのは、井下育恵アナ、1人。冒頭「今日は私がお伝えします」とだけ述べ、庄野アナについては触れなかった。22日の「金曜報道スペシャル」でも、冒頭、井下アナが「年内最後の放送になりました」と告げて放送がスタート。やはり、庄野アナに関する言及はなかった。

 同局は、「プライバシーに関わる問題を含んでいる可能性がある」として違反内容の公表を避けており、憶測は広がる一方。総務局長は「刑事事件などにつながるものではない」と説明していた。

 26日、同局で役員会を開催。その結果、「社内における迷惑行為により、就業規則違反で編成局アナウンス部、庄野数馬を厳正に処分」することが決まった。26日付で編成局長付となり、アナウンス部を離れた。同局ホームページのアナウンサー紹介ページからも、庄野アナに関する記述は削除されている。