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【衆院解散】女性問題の中川氏、不出馬の理由は「自民党の分裂回避」…「心は自民党」も復党の見通し語らず

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女性問題の中川氏、不出馬の理由は「自民党の分裂回避」…「心は自民党」も復党の見通し語らず

衆院解散更新
衆院選出馬を見送る意向を表明した中川俊直前衆院議員=1日午後、広島県東広島市 1/2枚

 10日公示の衆院選に立候補を表明していた広島4区の無所属前職、中川俊直氏(47)が1日、出馬を断念した。野党再編の波に、9月30日には自民党が前職、新谷正義氏(42)=比例中国=の擁立を発表。短期決戦が迫る中、4区の対決構図は激動している。

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 「自民党を離れているが心は自民党。党の公認候補が決まった以上、遠慮しなくてはならない」。1日午後、東広島市の事務所で衆院選への不出馬を表明した中川氏は、記者団を前に厳しい表情で語った。

 女性問題で4月に経済産業政務官を辞任し、自民党を離党した中川氏。6月下旬に地元に戻り、「おわび行脚」を続けていたが、有権者からは厳しい批判も浴びていた。

 中川氏はこの日、緊急に開いた後援会の会合で、不出馬を伝えた。その後の記者会見で、「自民党が公認候補を立てた場合は立候補を見送るつもりだった」と明かし、「自民党の分裂回避」が決断の大きな理由と説明。「日本の未来を託すのは自公連立政権でなければならない」とも語った。

 新谷氏を支援する考えを示す一方で、復党の見通しに関しては「申し上げる段階にない」と語った。

 支援者の間には「祖父から3代続く名門・中川の名が消えるのは寂しい」との声もあり、自身の今後については、信頼回復に務めながら政治活動を継続する意向を示した。

 4区では、新谷氏のほか、民進党から出馬予定だった新人の恵飛須圭二氏(34)、共産党新人の中石仁氏(54)、無所属元職の空本誠喜氏(53)、無所属新人の落合洋司氏(53)が立候補を予定している。

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  • 後援会の会合後、支援者を送り出す中川俊直前衆院議員=1日午後、広島県東広島市