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自宅に鉄道ジオラマ 三重県、田中さんの鉄道愛

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自宅に鉄道ジオラマ 三重県、田中さんの鉄道愛

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自宅の庭で庭園鉄道を走らせる田中強一さん=三重県名張市 1/1枚

 鉄道を体験するため海外に出かけたり、自宅で鉄道ジオラマを作ったりして、鉄道に囲まれた日々を過ごしているのは、三重県名張市の自営業、田中強一さん(57)だ。「まだ乗ったことのない電車に乗りたい」。夢を語る田中さんの“鉄道愛”に迫った。

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 中学1年のときにやってきた「SLブーム」。大阪に住んでいた当時、近くのJR平野駅で蒸気機関車「伊賀号」を撮影し、鉄道に魅せられた。中学2年の終わりには、鉄道ファンの友人らと九州まで大冒険。そのときの感動や写真は、今も宝物だという。

 高校進学後も中部や近畿の鉄道を乗りに出かけていたが、大学進学、就職などで鉄道から遠ざかった。だが、名張に引っ越してから数年たった約20年前、長男がアニメ「きかんしゃトーマス」のファンになったのを機に鉄道愛が再燃。以来、家族旅行で必ずSLに乗るプランを盛り込んだ。

 成長した長男は鉄道に関心を持たなくなったが、田中さんの鉄道愛は逆に加速した。近畿、中部のJR路線をほぼ制覇したほか、7年ほど前に窓のないトロッコ電車のような「パッフィンビリー鉄道」に乗ろうと豪州でホームステイ。韓国を鉄道で縦断(ソウル-プサン)したり、香港で2階建て路面電車に乗ったりするなど、海外旅行もすべて鉄道中心だ。

 現在、自宅ではJR関西線の柘植駅をイメージしたオリジナルのジオラマ(奥行き90センチ、幅225センチ)が一室を占拠。5メートル四方のドイツ製庭園鉄道も庭に設置している。

 「日本の車両が輸出された東南アジアの電車をはじめ、まだ乗ったことのない鉄道に乗りたい」と田中さん。「『鉄道写真館1972年~』というホームページも開設しており、そちらも楽しんでほしい」と話している。