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【侍ジャパン】阪神・藤浪、中国戦で登板へ ファンに感動を与える投球をしたいと意気込む

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阪神・藤浪、中国戦で登板へ ファンに感動を与える投球をしたいと意気込む

侍ジャパン更新
キャッチボールする藤浪晋太郎=東京ドーム(撮影・松永渉平) 1/2枚

 憧れの舞台についに立つ。藤浪(阪神)が10日のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の中国戦で登板することが濃厚になった。前日の9日は東京ドームで軽めの調整を行った。前回登板した強化試合では制球が乱れただけに、首脳陣が今後の継投策を見極めるうえでの重要なマウンドになりそうだ。

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 日本代表はここ2試合を投打の活躍で連勝し、藤浪は中国戦を前に「流れに乗って自分もいい投球がしたい」と意気込んだ。しかし、前回登板した今月5日のオリックス戦では四球やゴロの悪送球などで一回にいきなり2失点。本職の先発で力勝負に出た結果、「力みすぎた」という。二回は3人で抑えたが、本番前最後の実戦で小久保監督の頭の中はすっきりしなかったはずだ。

 藤浪とは対照的に、8日の豪州戦で六回から登板した千賀(ソフトバンク)は2回を4奪三振無失点と力投。その前日のキューバ戦で投げた平野(オリックス)は2失点したが、本番前3試合は計3回を無失点に抑えた。

 WBCのような短期決戦では調子の良い投手を優先的に起用するのが定石。単純比較はできないが、同じ中継ぎの藤浪が中国戦で結果を残さなければ、今後の登板機会が減る可能性は高くなる。10日は“テスト”の意味合いも強くなるだろう。

 指揮官は「独特の(試合の)雰囲気の中で暴れることなく、球がばらつかなければ大丈夫」と藤浪の球威には一目を置く。WBCを「あこがれの舞台」と捉える右腕は大会前、「野球をやっている人に一人でも感動を与えられるように」と熱く抱負を語った。その夢をかなえるためにも、阪神のエースとしての意地を見せてほしい。(岡野祐己)

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  • 鼻をすすりながらグランドに出てきた藤浪晋太郎=東京ドーム(撮影・小倉元司)