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えっ、本当!?TOEICを74人が受検し合格は16人、京都府内の英語担当の中学教諭 「厳しい現状」と府教委

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えっ、本当!?TOEICを74人が受検し合格は16人、京都府内の英語担当の中学教諭 「厳しい現状」と府教委

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 グローバル化に対応した英語教育を目指し、中学校英語担当教員を対象に府教委が平成28年度から始めた英語検定試験「TOEIC」受検事業で、初年度は74人が受け、目標とする英検準1級程度の730点以上に達したのは16人だったことがわかった。京都府教委は「厳しい現状と認識している」と話している。

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 文部科学省の次期学習指導要領では、33年度から中学校の英語の授業は英語で実施することが基本とされている中、現場でも英検準1級以上の英語力が必要としている。

 そこで府教委は、英検準1級程度とされるTOEICの730点以上の実力をつけてもらおうと、今年度から予算をつけ、相当の資格を取得していない教員にTOEICの集中セミナーを実施し、テストを受けてもらった。

 今年度は6月から、該当する約150人の半数の74人を対象に実施。セミナー前後の2回にわたるテストのほか自主受検も含めて、目標の730点以上を達成したのは16人だった。

 セミナー前の平均点が578点だったのに対しセミナー後は588点と、着実に力はつけているが、府教委は「英検2級の実力に達していない500点以下の教員が14人もいるなど、厳しい現状だと認識している」との評価をしている。

 国は29年度までに英検準1級程度以上の教員の割合を50%としているのに対して、府内の割合は今回の結果を入れても34・5%。府教委は、今年度未達成だった教員には再受検してもらい、29年度新たに受ける教員の研修方法を改善するなどしてレベルアップを図っていくという。

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