産経WEST for mobile

保育所などへの苦情、全国初の「解決手引書」作成 大阪府、騒音・送迎トラブルへの対応は…

記事詳細

保育所などへの苦情、全国初の「解決手引書」作成 大阪府、騒音・送迎トラブルへの対応は…

更新

 保育所や幼稚園などの施設の近隣住民から「子供の声がうるさい」「送迎のマナーが悪い」といった苦情が寄せられていること対し、大阪府が解決策を「手引書」としてまとめ12日、公表した。遊び場の配置の工夫や保護者へのルール周知のほか、地域での交流を深めるよう促している。府によると全国初の取り組みという。

<< 下に続く >>

「日常的な交流で良好関係を」

 「子ども施設環境配慮手引書」と題する冊子で「騒音トラブル」を中心に構成。屋外の遊び声や、屋内のピアノ、放送音などの項目ごとに「大きな声が出やすい遊具は住宅から離す。行事の予定を地域に知らせる」「住宅側の窓は二重サッシにする」などの対応策を例示している。

 保護者の送迎については「できるだけ送迎車両の台数を減らすことが重要」「交通ルールとマナーを守るよう粘り強く周知すること」などと提示。ほかに「施設が地域との良好な関係を築くには、日常的な交流が不可欠だ」ともアドバイスしている。

 手引書は、府が地域社会と施設の共生を目的として昨年7月、大学教授ら有識者と検討会を設置し、作成。検討会の調査では、府内43市町村のうち37の自治体が「子供施設に関する苦情やトラブルがあった」と回答し、特に音に関する内容が多かったという。府のホームページからも無料でダウンロードできる。

▼【関連ニュース】「子供うるさい」「地価下がる」住民猛反対で保育園計画が頓挫相次ぐ背景

プッシュ通知