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【世界を読む】ブロンド美少女・ジョンベネちゃんの兄「僕は犯人ではない」…「未解決事件」20年の沈黙を破る

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ブロンド美少女・ジョンベネちゃんの兄「僕は犯人ではない」…「未解決事件」20年の沈黙を破る

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 美少女コンテストで愛らしく、そして堂々と踊る姿などが繰り返し流れ、日本でも連日のようにニュースやテレビのワイドショーなどで取り上げられた米国の「ジョンベネ事件」は今年12月、発生から20年となる。当時6歳の美しい少女が殺害された有名すぎる事件は、未解決のままだ。10年前には容疑者とされた男が逮捕されたものの、DNA型鑑定が不一致だったなどの理由で釈放されており、真犯人逮捕には至っていない。そんな中、ジョンベネちゃんと3歳違いだった兄、バーク・ラムジーさん(29)が9月、初めてテレビ番組のインタビューに応じた。事件当時9歳の幼かった兄は、何を語ったのか。

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部屋に飛び込んできた母

 兄のバークさんが20年間の沈黙を破り、妹のジョンベネちゃんの死について公に語ったのは、今回が初めて。インタビューは、心理学者で医学博士のフィル・マグロー氏が司会を務めるテレビのトーク番組「ドクター・フィル・ショー」で行われた。

 ロイター通信や米メディアによると、フィル博士が「事件の『ミッシング・リンク(失われた環)』」と呼んだバークさんは、事件当時の記憶についてこう語ったという。

 「まず第一に私が覚えていることは、母が錯乱したように『オー・マイ・ガッシュ(ああ神様)、オー・マイ・ガッシュ!』と叫びながら私の部屋に飛び込んできたことです。妹を捜し回っていたんです」

 母親はさらに「私のベイビーはどこ?私のベイビーはどこ?」と叫んでいたといい、次に思い出すことは「私の部屋に警察官が入ってきて、懐中電灯が光ったこと」だったという。

地下室の小さな遺体

 この事件は、米コロラド州ボルダーで1996年12月25日夜、ラムジー家がクリスマスパーティーから帰宅した後に起きた。翌26日朝、ジョンベネちゃんの行方が分からなくなったことから、母親が警察に「ジョンベネが誘拐された」と通報。地元警察が捜査本部を設置して捜査を始めたところ、自宅の地下室でジョンベネちゃんの遺体が見つかった。

 遺体は、口に粘着テープ、首にはひもで縛った痕、頭部には殴打痕など暴行を受けた形跡があり、手のひらにはハートマークが書かれていた。さらに、検視の結果、性的暴行を受けていたことも判明している。

 ジョンベネちゃんは美少女コンテストの常連で、その際の映像などが繰り返し流され、全米だけでなく、当時は日本でも大きく報道され、注目を集めた。事件の話題性は、発生当初から両親に事件への関与が疑われた点にもあった。

 しかし、事件発生から12年後の2008年、ジョンベネちゃんの下着などに残されていた犯人のものと思われる体液のDNA型鑑定が実施され、これが家族の誰とも一致しないことが分かり、家族の潔白は証明された。

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