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【ボクシング】新王者の村田諒太「謙虚に一歩ずつ」

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新王者の村田諒太「謙虚に一歩ずつ」

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世界戦から一夜明け、笑顔で記者の質問に答える村田諒太=23日午後、東京都新宿区(福島範和撮影) 1/4枚

 世界ボクシング協会(WBA)ミドル級新王者となった2012年ロンドン五輪金メダリストの村田諒太(31)=帝拳=が王座奪取から一夜明けた23日、東京都内で記者会見を行い「やっと夢じゃないんだなと思えた」と穏やかな表情を浮かべ、勝利の余韻に浸った。

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 「チャンピオン」と呼ばれることには「まだむずがゆい」と照れ笑いし、「もっといろんなものを証明して、誰もが認めるチャンピオンになれれば胸を張れる」と早くも先を見据えた。

 村田はアッサン・エンダム(33)=フランス=との再戦で序盤から接近戦を仕掛けて圧倒し、7回終了TKO勝ち。5月に王座決定戦で判定負けした雪辱を果たした。

 会見に同席した帝拳プロモーションの浜田剛史代表は「100点」と試合内容を絶賛。自己評価を「70、80点」とした村田は「100点から減点したという意味ではなく、1点1点積み重ねた70、80点。ベストは尽くせた」と誇らしげだった。

 日本の五輪メダリスト初となるプロの世界王者となり、日本選手のミドル級世界王座獲得も1995年の竹原慎二以来、2人目。来春に国内で予定される次戦では、その竹原も果たせなかった初防衛を目指す。

 世界的に強者がそろうミドル級で今後いかに存在感を発揮できるか。大きな期待を背負う新王者は「まだ海外では『「村田諒太って誰だよ』という立ち位置。自分の名前が売れる試合をした先にトップオブトップとの試合が待っている。謙虚に一歩ずつ進みたい」と覚悟を示した。(藤原翔)

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  • 世界戦から一夜明け、多くの報道陣を前に喜びを語る村田諒太(右から2人目)=23日午後、東京都新宿区(福島範和撮影)
  • 世界戦から一夜明け、サンケイスポーツを手に撮影に応じる村田諒太=23日、東京都新宿区(福島範和撮影)
  • 世界戦から一夜明け、多くの報道陣を前に喜びを語る村田諒太(左から2人目)=23日午後、東京都新宿区(福島範和撮影)