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神戸市民元気づけた「ロドニー賞」に現代美術家・榎さん

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神戸市民元気づけた「ロドニー賞」に現代美術家・榎さん

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自ら制作した作品の大砲でロドニー賞受賞の祝砲を上げる榎忠さん=神戸市中央区 1/1枚

 神戸市民を驚かせ、元気づけた人を顕彰する「ロドニー賞」の平成29年度授賞式が1日、同市中央区の●月堂ホールで開かれた。受賞した現代美術家の榎(えのき)忠(ちゅう)さん(73)は「死にかけの年齢になって受賞するとは。まだまだ活動を続けていきたい」と話した。

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 榎さんは香川県善通寺市出身。働きながらデザインを学びたいと、16歳で神戸市に移り住んだ。大阪万博のシンボルマークを体に焼き付けてふんどし姿で練り歩く「裸のハプニング」や、頭髪や体毛の半分をそり落とした「半狩り」姿でハンガリーを訪れるなど、奇抜な表現方法を取り入れ注目された。

 定年まで旋盤工として働きながら制作活動を続けたことから、鉄製の作品も多い。授賞式には自ら手がけた鉄製の大砲を持参。だるまのぬいぐるみを発射し、祝砲を上げた。

 同賞は、慶応3(1868)年の神戸港開港時に祝砲を放って人々を驚かせたイギリス艦隊の旗艦名にちなみ、菓子メーカー「神戸●月堂」が昭和63年に創設した。

●=風のかんむりの中が百