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「千と千尋の神隠し」の世界彩る弦楽器、ライアーの音色に癒やされて 茨城

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「千と千尋の神隠し」の世界彩る弦楽器、ライアーの音色に癒やされて 茨城

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 ■18日、つくばでクリスマスコンサート

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 弦楽器「ライアー」のアンサンブル「つくばライアーの響き」によるクリスマスコンサートが18日、つくば市遠東の「市ゆかりの森 森のホール」で開かれる。代表の芝山恭子さん(56)は「ライアーは聴く人の心を癒やしてくれる。リラックスして聞いてほしい」と来場を呼びかけている。(篠崎理)

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 ライアーは1926年、ドイツで考案されたとされる。宮崎駿監督の映画「千と千尋の神隠し」の主題歌「いつも何度でも」の伴奏で用いられたことでも知られる。

 芝山さんは大学で音楽教育を学び、卒業後は栃木県でライアーのアンサンブルを立ち上げた。その後、夫の仕事で平成6年から1年ほど住んだフィンランドで先生を探し専門的に学んだ。帰国後はつくば市に住んだのをきっかけに、12年につくばライアーの響きを発足させた。

 メンバーは約30人。保育園や幼稚園、小中学校、高齢者施設などでのボランティアコンサートが多い。毎年、七夕と秋、クリスマスシーズンに定期コンサートを開催しており、その数は440回を超える。レパートリーは唱歌やポピュラーミュージック、クラシックなど幅広い。幼児向けには人形劇などを組み合わせている。

 ライアーは難しいイメージがあるが、ドレミファソラシドが決まっているため、初心者でも演奏できるという。メンバーの渡辺香名恵さん(48)は「技術よりも、いかにリラックスして力を抜くかが演奏のコツ。演奏者全員で、歌を歌ったりお手玉をしたりしてみんなの息を合わせます」と話す。

 現在、芝山さんや教え子たちがつくば市のほか、水戸市や下妻市、神奈川県などで教室を開いている。芝山さんは「ライアーは素朴で奥が深い。大人も子供も疲れている時代だからこそ、多くの人に聞いてほしい」と広がりを期待している。

 クリスマスコンサートは0歳からを対象とした午前の部(午前10時半、11時半)と小学生以上を対象とした午後の部(午後2時から)がある。いずれも入場無料で要予約。定員50人。問い合わせは芝山さん(電)0297・68・7538。

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