産経ニュース for mobile

【茨城県知事選】自公推薦新人の大井川和彦氏が初当選 現職の7選阻む

記事詳細

自公推薦新人の大井川和彦氏が初当選 現職の7選阻む

茨城県知事選更新
当選を確実にし、支持者らと万歳する大井川和彦(左から3人目)=27日夜、水戸市笠原町(鴨川一也撮影) 1/9枚

 茨城県知事選は27日、投開票され、無所属新人の大井川和彦氏(53)=自民、公明推薦=が、いずれも無所属で、現役知事最多となる7選を目指した現職の橋本昌氏(71)と、新人の鶴田真子美氏(52)=共産推薦=を破り、初当選を果たした。投票率は43・48%(前回31・74%)だった。3日の内閣改造後初の大型地方選を制した自民党は10月22日投開票の3つの衆院補欠選挙に向けて弾みをつけた。

<< 下に続く >>

 7月の東京都議選で大敗し、与野党対決となった同月の仙台市長選でも敗れた自民党は、茨城県知事選を青森4区、新潟5区、愛媛3区の「衆院トリプル補選」の前哨戦と位置付けていた。負の連鎖を断ち切るため、閣僚や党幹部を大井川氏の支援に続々と投入し、国政選挙並みの総力戦を展開した。

 公明党も都議選で対立した自民党と関係修復を図るため、党本部主導で大井川氏の推薦を決定し、自公両党が足並みをそろえて支援態勢を固めた。

 選挙戦は、6期24年にわたる橋本県政の評価や多選の是非が争点になり、自公両党と大井川氏は多選の弊害を強調。大井川氏は「大きな挑戦には国との連携が必要だ」と政府・与党とのパイプをアピールした。

 与党の攻勢にさらされた橋本氏は安倍晋三政権による「介入」と批判を強め、対決構図を作り出した。さらに日本原子力発電東海第2原発(同県東海村)の再稼働を認めない方針も訴えて反原発層の取り込みを図ったが、及ばなかった。

写真ギャラリー

  • 当選を確実にし、支持者らと握手する大井川和彦氏=27日夜、水戸市笠原町(鴨川一也撮影)
  • 落選が濃厚となり支持者らに挨拶する橋本昌候補=27日午後、水戸市(春名中撮影)
  • 落選が濃厚となり支持者らに挨拶する橋本昌候補=27日午後、水戸市(春名中撮影)
  • 敗戦が濃厚となり、支持者らにあいさつをする橋本昌氏=27日夜、水戸市元吉田町
  • 大井川和彦氏(鴨川一也撮影)
  • 支持者と固い握手を交わす大井川和彦氏=25日、茨城県つくば市(上村茉由撮影)
  • 橋本昌氏(上村茉由撮影)
  • 支持者と握手を交わす橋本昌氏=25日、茨城県小美玉市(上村茉由撮影)