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【安倍晋三首相記者会見・詳報(1)】「この内閣は結果本位の仕事人内閣だ」

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「この内閣は結果本位の仕事人内閣だ」

安倍晋三首相記者会見・詳報(1)更新
改造内閣が発足し、記念撮影に臨む安倍晋三首相(手前中央)と新閣僚ら=3日午後、首相官邸 (松本健吾撮影) 1/6枚

 安倍晋三首相は3日、第3次安倍第3次改造内閣の発足に伴い、首相官邸で記者会見し、新内閣を「仕事人内閣」と命名した。記者会見の詳報は次の通り。

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 「先の国会では、森友学園への国有地売却の件、加計学園による獣医学部の新設、防衛省の日報問題などさまざまな問題が指摘され、国民の皆さまから大きな不信を招く結果となりました。そのことについて、冒頭まず、改めて深く反省し、国民の皆さまにおわび申し上げたいと思います」

 《首相は会見を国民への謝罪から始め、8秒間にわたり深く頭を下げた》

 「国民の皆さまの声に耳を澄まし、国民の皆さまとともに政治を前に進めていく。5年前、私たちが政権を奪還した時のあの原点にもう一度立ち返り、謙虚に丁寧に国民の負託に応えるために全力を尽くす。一つ一つの政策課題にしっかり、結果を出すことで国民の皆さまの信頼回復に向けて一歩一歩努力を重ねていく。その決意のもとに本日、内閣を改造いたしました」

 「今回の組閣では、ベテランから若手まで幅広い人材を登用しながら、結果重視、仕事第一、実力本位の布陣を整えることができたと考えています。最優先すべき仕事は経済の再生です。安倍内閣はこれからも経済最優先であります。司令塔は、今まで党の政策責任者であり、経済産業相の経験もある茂木敏充氏にお願いいたしました」

 「4年間のアベノミクスにより、雇用は200万人近く増え、正社員の有効求人倍率も1倍を超えました。正社員になりたい人がいれば、必ず一つ以上の仕事、正社員の仕事がある。政治の大きな責任を果たす。やっとここまで来ることができました。しかし、まだまだやるべきことがあります。雇用を増やし、賃金を上げる。この経済の好循環をさらに加速することでデフレ脱却を成し遂げる。茂木氏には、留任となる麻生太郎財務相、世耕弘成経産相と力を合わせ、アベノミクスをさらに加速してもらいたいと思います」

 「さらに、茂木氏には今回、新たに設けることとした『人づくり革命担当大臣』もお願いしました。子供たちの誰もが、家庭の経済事情にかかわらず、夢に向かって頑張ることができる社会。いくつになっても学び直しができ、新しいことにチャレンジできる社会。人生100年時代を見据えた経済社会のあり方を大胆に構想してもらいたいと思います」

 「働き方改革の実行は加藤勝信氏です。戦後ずっと続いてきた長時間労働の慣行を断ち切る、同一労働、同一賃金を導入し、正規と不正規の壁を打ち破る。働き方改革はいよいよ実行の段階に移ります。実行計画をとりまとめた加藤氏に厚生労働相として次の臨時国会で必要な法案の成立を目指してもらいます」

写真ギャラリー

  • 改造内閣が発足し、記念撮影に臨む安倍晋三首相(手前中央)と新閣僚ら=3日午後、首相官邸 (松本健吾撮影)
  • 初閣議後に記念撮影する首相と閣僚ら=3日午後、首相官邸
  • 内閣を改造し、記念撮影に臨む河野太郎外相(右)と安倍晋三首相(左)=3日午後、首相官邸(佐藤徳昭撮影)
  • 記念撮影を終えた安倍晋三首相(前列左から2人目)と閣僚ら=3日午後、首相官邸(宮崎瑞穂撮影)
  • 記念撮影に臨む閣僚ら=3日午後、首相官邸(宮崎瑞穂撮影)