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【WEB編集委員のつぶやき】長島昭久氏離党は蓮舫・民進党瓦解の引き金 「保守」を名乗る議員は後に続くべきだ

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長島昭久氏離党は蓮舫・民進党瓦解の引き金 「保守」を名乗る議員は後に続くべきだ

WEB編集委員のつぶやき更新
記者会見する民進党の蓮舫代表=東京・永田町の民進党本部(斎藤良雄撮影) 1/1枚

 「ネットが一番つらい」

 民進党の野田佳彦幹事長はインターネット上で民進党への批判が強いことについて、「われわれに非常に厳しく(自民に)非常に甘い状況が生まれている」と嘆いたそうだが、認識が誤っている。

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 NHKが10日に伝えた世論調査の結果、民進党の支持率はわずか6・7%、これが現実だ。

 北朝鮮ミサイルや核開発問題で、もはや国難とも言える状況の中、「テロ等準備罪(組織的犯罪処罰法改正案)」成立によって一億監視社会になるとか、「森友問題」やら「教育勅語」への難癖やらを優先する政党に、国民はあきれ果てているのだ。

 民進党の長島昭久元防衛副大臣=衆院比例東京=が10日、離党届を提出した。長島氏は会見で「決意した最大の理由は、保守政治家として譲れない一線を示す、この一点であります」と切り出し、「共産党と共闘する党方針は受け入れがたい」と説明した。

 もっとも「保守政治家」を標榜する長島氏が、いままで在籍したこと自体不思議ではある。

 蓮舫代表は「なぜ今この時期なのか、いろいろと分からないこともある」と述べたそうだが、長島氏は都連幹事長を務めており、当然、7月の都議選も視野に入れた動きと見られる。

 民進党は「重大な反党行為」として除籍処分とする方針だ。

 また、民進党の細野豪志代表代行は13日、憲法改正をめぐる蓮舫執行部の姿勢に不満があるとして、代表代行の辞任届を野田幹事長に提出、受理された。

 細野代表代行は10日発売の月刊誌「中央公論」で、教育無償化などを柱とした憲法改正私案を発表したが、蓮舫代表は教育無償化に改憲は必要ないとの立場で、党内不一致が表面化していた。

 長島氏の離党に続き、細野氏の役職辞任。蓮舫民進党の瓦解が一気に進む様相だ。

 長島氏は会見の冒頭、「独立宣言-真の保守をめざして」と題した声明文(抜粋)を読み上げた。

 「共産党との選挙共闘という党方針は、受け入れ難いものです。一昨年の『安保法制廃案』の熱狂の中で、突然打ち出された共闘路線は、まともな党内論議もないまま共産党主導で進められ、最近では民進党の基本政策にまで共産党が影響を及ぼすかのような場面が目立つようになりました。審議入りもできない状況で紛糾しているテロ等準備罪法案しかりであります」 「今般のシリア空爆、暴発寸前の朝鮮半島情勢を目の当たりにし、わが国の安全保障のためにアメリカとの同盟関係を強固にし、わが国独自の国防努力を行っていくことはまさしく焦眉の急です」。至極まっとうな見解だ。