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【細野豪志代表代行辞任】民進、党分裂の萌芽 蓮舫降ろし加速も

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民進、党分裂の萌芽 蓮舫降ろし加速も

細野豪志代表代行辞任更新
代表代行の辞任届を提出後、記者団の質問に答える民進党の細野豪志氏=13日午後、東京・永田町の衆院第一議員会館(斎藤良雄撮影) 1/5枚

 長島昭久元防衛副大臣の離党届提出に続く、細野豪志元環境相の党代表代行職の辞任届提出は、民進党がもはや「沈みかけた船」であることを印象付けた。「蓮舫降ろし」の加速は避けられないばかりか、今後は党が分裂含みの展開になることも予想される。(坂井広志)

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 13日午後の院内幹事長室。細野氏は野田佳彦幹事長と向き合い、辞任届を提出した。野田氏は慰留せず、隣室にいた蓮舫代表は姿も見せなかった。蓮舫、野田両氏はその後、岡田克也前代表を交えて対応を協議したが、室内には重苦しい空気が漂った。

 細野氏はこの日、記者団に「長島氏の判断が私に影響したことは全くない」と語ったが、知名度の高い長島、細野両氏の言動が党のイメージダウンに直結するのは避けられない。

 細野氏の動きが「単独プレー」との見方は強い。蓮舫執行部から距離を置く松野頼久元官房副長官率いる松野派(創新会)と連携している形跡もない。ただ、今回の一連の動きを奇貨とし、「蓮舫降ろし」が加速する可能性は高そうだ。

 松野氏は先週、細野氏に探りを入れた。

 「憲法改正私案の話は、執行部にいては筋が通らないのではないか」

 これに対し、細野氏は「憲法は代表選で、蓮舫氏を応援する条件だった。筋として執行部にいられない」と答えた。松野氏はほくそ笑んだに違いない。

 長島氏の離党劇の直後だけに、細野氏の側近は辞任の動きを知り「タイミングがまずい」と助言。昨年の代表選で細野氏に支援を断られた前原誠司元外相は13日夜、BS番組で「理由はどうであれ最後まで支えてほしい」と苦言を呈した。

 結果的に、身内の謀反は蓮舫体制への不安感を一気に高めたといえる。

 蓮舫氏を代表辞任に追い込むきっかけになりそうなのが、東京都議選(7月2日投開票)だ。党公認候補が続々と離党し、小池百合子都知事が事実上率いる地域政党「都民ファーストの会」に流れており、東京を地盤とする蓮舫氏の責任論が高まるのは必至だ。

 代表選が行われた場合、長島氏が離党の理由に挙げた「共産党との共闘」や細野氏が重視している「憲法改正」が争点になるのは想像に難くない。特に民共の共闘は、細野氏のような党内の保守派が根強い不満を抱えている。党の根幹をなす課題が争点になったとき党分裂は現実味を増す。

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  • 代表代行の辞任届けを提出後、記者団の質問に答える民進党の細野豪志氏=13日午後、東京・永田町の衆院第一議員会館(斎藤良雄撮影)
  • 代表代行の辞任届を提出後、記者団の質問に答える民進党の細野豪志氏=13日午後、東京・永田町の衆院第一議員会館(斎藤良雄撮影)
  • 代表代行の辞任届を提出後、記者団の質問に答える民進党の細野豪志氏=13日午後、東京・永田町の衆院第一議員会館(斎藤良雄撮影)
  • 代表代行の辞任届を提出後、会見を終え退室する民進党の細野豪志氏=13日午後、東京・永田町の衆院第一議員会館(斎藤良雄撮影)