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プログラミング教育が小学生から順次必修化へ 就活でも不可欠なPCスキル[Sponsored]

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プログラミング教育が小学生から順次必修化へ 就活でも不可欠なPCスキル

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提供:WDLC

 2020年度から実施される小学校の新学習指導要領で、論理的な思考力を育てる「プログラミング教育」が必修化される。中学校では2021年度から、高校では2022年度から順次拡充・必修化され簡単なプログラミングなどを教わるが、小中高校生の親の43.9%が約2年後に迫った小学校での必修化について「知らない」と答えている(※)。また経済産業省はIT人材の不足が2015年の17万人から2030年までに最大79万人に拡大するとの予測をしており、社会から求められるスキルの変化と、それに伴う学習方針の変化が十分に周知されていないのが現状だ。

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 そうした中、パソコンメーカーなどから成る業界団体WDLC(ウィンドウズ デジタルライフスタイル コンソーシアム)が、子供のいる家庭向けにパソコンを活用した教育を呼びかける活動「My First PC ~はじめてのマイパソコン~」を活発化させている。プログラミング教育の必修化を目前に、2016年から始まったこの活動の重要性はますます高まっているようだ。

小学生がプログラミングに挑戦

 6月1日、千葉市の千葉大学教育学部附属小学校4年生の理科の時間のこと。WDLCの協力のもと、電気の働きを学ぶ“授業”が行われた。

 電気の授業というと乾電池と豆電球で直列・並列つなぎ等を学ぶのをイメージする人が多いかもしれないが、子供たちが向かうのはパソコンと、パソコンに接続された約5センチ四方のセンサー付きマイクロコンピューター(マイコン)、「micro:bit(マイクロビット)」だ。

 子供たちはパソコンを操作して、インターネットのウェブサイト「MakeCode(メイクコード)」で画面に表示されるカラフルなブロックを組み合わせ、周りが暗くなるとマイコンに設置された25個のLEDがおばけの形に光るように設定。成功すると歓声があがった。

 つまりマイコンのセンサーの検知によって「教室の明るさが指定した値を下回った」ときに、「25個のうち選択したLEDだけを光らせる」命令を実行させたわけだ。アルファベットや数字などを用いるプログラミング言語で記述しなくても、やっていることはプログラミングそのものだと言える。授業を通じて、身の回りの照明器具や電化製品等で見られる事象も、目に見えないところには同じような仕組みがあると関心を持たせる効果があったという。また、暗くなったらライトが光りスピーカーから音が鳴るものを作るにはどうすればいいか、などと意欲を持って論理的に考える姿も見られたそうだ。

 来るべき教育環境の変化にいち早く対応した企業もある。大手ゲーム機器メーカーは「入力」と「出力」を自由に組み合わせて遊ぶ工作キットを開発した。コントローラーを振ったりボタンを押したりする動作で命令を「入力」、ゲーム機器から音が出たり、コントローラーとダンボールを組み合わせて作った模型が動いたりする結果を「出力」するのだ。映画やテーマパーク等を展開する巨大企業のキャラクターといっしょに、本格的なプログラミングを学ぶソフトウェアも登場している。また、パソコン教室の需要増も見込まれ、子供向けプログラミング教育市場は今後急拡大すると見られる。

 しかし、教育目的で子供に持たせる「はじめてのマイパソコン」は浸透していない。2013年度の内閣府調査によると、欧米の中学生の6~7割がパソコンを所有しているのに対して、日本は22.1%。JEITA(電子情報技術産業協会)は、パソコンの国内出荷台数が2013年度から2017年度にかけ、右肩下がりが続いたとしている。将来的には子供にパソコンが必要になる可能性を考えつつも、買い与えるのには二の足を踏んでいる親世代の姿が浮かび上がる。

社会が求める3つのスキル

 では、新しい教育環境に適したパソコンを選ぶときには、どのような点に気を付ければよいのだろうか。

 文部科学省は学校に配備する児童生徒用パソコンの機能について、キーボード機能を有することや、ワープロソフトをはじめとする学習用ソフトが安定して動作することなど、6つの考え方を公表している。WDLCはこの考え方に基づき、学校で使うのと同等の機能を持つパソコンを家庭に普及させたい考えで、マイパソコンを活用して学生時代だけでなく、社会に出てからも役に立つ「これから必要な3つのスキル」に子供のころから親しんでほしいと呼びかけている。

 1つ目のスキルとはタイピング。デジタルネイティブ世代はスマートフォンのフリック入力には慣れていても、ある程度のトレーニングが必要なタイピングが苦手だという。文科省は小学3年生以上にはハードウェアキーボード(物理的なキーボード)を「必須とすることが適当」という考えで、家庭学習用のパソコンでもタイピングの練習にはハードウェアキーボードが欠かせなくなるだろう。WDLCはタイピングをゲーム感覚で学べる「キーボー島アドベンチャー」を教材として紹介している。

 また、有害サイトに接続できなくなるフィルタリングやサイバー攻撃対策が必要だが、タイピングができるようになった子供がインターネットで調べ物をすることによって関心の幅を大きく広げる効果も期待できる。

 2つ目はマイクロソフトが提供する Office ソフトの操作。文科省は「ワープロソフトや表計算ソフト、プレゼンテーションソフトその他の教科等横断的に活用できる学習用ソフトウェア」を授業で使うと示唆しており、小中高生にとっても家庭で同様のソフトを使える環境がベターといえるだろう。Office に含まれる文書作成ソフトの Word、表計算ソフトの Excel、プレゼンテーションソフトの PowerPoint はそれぞれの分野で事実上の標準ソフトだ。

 小中高生には Office の操作は難しいと思われがちだが、マイクロソフトのウェブサイト「楽しもうOffice」から無料のテンプレート(雛形となるデータ)をダウンロードするだけで手軽に学ぶことができる。例えば PowerPoint 向けに配信されている植物観察のテンプレートに、子供が自分で撮った写真を添付して気付いたことを書き込めば、自由研究の課題を通して Office のスキルを高められる。

小学生向けに提供されている PowerPoint のテンプレート 小学生向けに提供されている PowerPoint のテンプレート

 PowerPoint での資料制作は、自分が伝えたいことを聞き手に分かりやすいよう整理して表現するプレゼン力の育成にもつながる。WDLCは小学生を対象に、PowerPoint を使ったプレゼン能力を競う「あなたの地元の魅力を広げる!アイデアプレゼンコンテスト」を開催するなどして子供たちを後押ししている。

 さらに2017年のWDLCの調査では、会社の人事担当者の92.8%が就活生には Office のスキルが必要だと回答。就職活動をする上で、基礎的な素養のひとつとなっている。

 3つ目はプログラミング的思考。パソコンを使う場面でなくても、望む結果を引き寄せるためには何を、どのように、どういった順番で行えばよいかと論理的に考える力は普遍的に求められている。

 WDLCの梅田成二会長(日本マイクロソフト執行役員)は6月13日に東京都内で開かれた、学校のプログラミング教育を推進するプロジェクトの発表会で、「学校のプールで泳ぐ楽しさを知った生徒がスイミングスクールに通うようになり、五輪選手になる。プログラミング教育もそれに近いもので、ベーシックなスキルを開発するための機会を提供するのが大事なのではないか」と語り、プログラミング教育によってプログラマーなどの専門家を輩出することも、それ以外の人が社会や学校で困らないようにスキルを底上げすることも等しく重要だとの考えを示した。

パソコンの「MakeCode(メイクコード)」から指示を送り、マイクロコンピューターの「micro:bit(マイクロビット)」を光らせている パソコンの「MakeCode(メイクコード)」から指示を送り、マイクロコンピューターの「micro:bit(マイクロビット)」を光らせている

 同日、梅田会長は上述のマイクロビットを全国の小学校100校に寄贈し、教員らから提供された授業レポートを公開する「MakeCode×micro:bit 100プロジェクト」を明かしている。文科省、総務省、経産省が立ち上げたポータルサイト「未来の学びコンソーシアム」の後援を受け、産学官一体でプログラミング教育の推進を支援していく姿勢だ。

情報処理の素養は現代の“読み書きそろばん”

 政府は狩猟、農耕、工業、情報社会に続く、高度なICT(情報通信技術)をベースとした経済社会「ソサエティ5.0」の実現を目指し、人材育成のため大学入試の科目にプログラミングなどの情報科目を導入する方針を決めた。導入の時期は早くて2024年度。新学習指導要領で初めてプログラミングを学ぶことになる高校生が受験するタイミングだ。

 情報を処理する技術の素養が現代の“読み書きそろばん”になると耳にするようになったが、このスローガンが現実のものになるまで長い時間はかからないだろう。子供たちが一人につき一台のマイパソコンを持ち、プログラミング教育で人生の可能性を広げていく日は近付いている。

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提供:WDLC  My First PC ~はじめてのマイパソコン~

※リサーチデザイン株式会社が2018年4月20日~22日、小学生から高校生の子供を持つ親1200人を対象にインターネットで調査を実施し回答を得た。

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  • 小学生向けに提供されている PowerPoint のテンプレート
  • パソコンの「MakeCode(メイクコード)」から指示を送り、マイクロコンピューターの「micro:bit(マイクロビット)」を光らせている