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無許可で子グマ2頭を射殺 東京・青梅市の猟友会 市に報告せず

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無許可で子グマ2頭を射殺 東京・青梅市の猟友会 市に報告せず

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写真は青森空港の監視カメラに写った敷地内に侵入したクマ(同空港管理事務所提供) 1/1枚

 東京都青梅市は19日、鳥獣保護管理法に基づく許可頭数を超えるツキノワグマを昨年度、射殺していたことが判明したと発表した。

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 ツキノワグマが民家付近に出没するなどして人に危害が及ぶ恐れがある場合、都の許可を受けた上で、地元猟友会の協力を得て射殺を含む排除にあたるが、許可された頭数を超えて射殺することはできない。

 市は昨年10月に都の許可を受けて2頭を射殺した。さらに11月、同市成木で新たな目撃情報があり、都から1頭の射殺許可を受けた上で、猟友会会員9人が出動。この際、やぶから飛び出したクマが向かってきたため、会員が散弾を3発発射したところ、親グマ1頭と子グマ2頭の計3頭が被弾して死んだという。

 猟友会員らは事前に市職員から「できるだけ子グマは撃たないように」と言われていたので、親グマ1頭を射殺したことだけを市に報告。子グマの死体は解体したという。

 今年秋、都に「射殺したのは3頭だった」との情報が2件寄せられ、市が猟友会員らに事情を聴き、事実が判明。市は「猟友会に対し、厳重注意するとともに再発防止を徹底する」としている。