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【編集者のおすすめ】「日本をなめたらいかんぜよ!」“暴走老人”2人が示すヒント『「YES」と言わせる日本』石原慎太郎、亀井静香著

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「日本をなめたらいかんぜよ!」“暴走老人”2人が示すヒント『「YES」と言わせる日本』石原慎太郎、亀井静香著

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『「YES」と言わせる日本』石原慎太郎、亀井静香著 1/1枚

 昨年5月、“暴走老人”と呼ばれる2人は外国特派員協会で緊急会見を開き、当時大統領候補として話題となっていたトランプ氏に挑戦状を突きつけました。

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 日本に無理解な発言が目立っていたトランプ氏に対し、亀井静香氏が「トランプじゃなくて花札で勝負だ!」と挑発すれば、石原慎太郎氏は「日本をなめたらいかんぜよ!」と啖呵(たんか)を切る。2人の会見は、まるで『「NO」と言える日本』の再来のようでした。

 ご存じのように、石原氏とソニー会長だった盛田昭夫氏の共著で1989年に刊行された同書は、日米貿易摩擦に苦しんでいた当時の日本人を勇気づけ、大ベストセラーとなりました。

 それから約30年、トランプ政権に振り回される日本の現状を憂えた石原氏が、盟友・亀井氏とともに再び立ち上がったのが本書です。豊富な経験と骨太の国家観に裏打ちされた2人の対談には、不安定な世界情勢に日本がどう立ち向かうべきか、そのヒントがたくさん詰まっています。

 実は当初、本書のタイトルは『「NO」と言える日本ふたたび』となる予定でしたが、亀井氏はきっぱりとこう言いました。

 「これからは『NO』という否定的な表現だけではダメだ! 世界の国々に『YES』と言わせる日本を目指さなきゃいかん!」

 石原氏も思わず「それはいいな」。80歳を過ぎてなお意気軒高な2人の言葉に、すべての日本人が元気づけられることでしょう。(小学館新書・740円+税)(小学館『週刊ポスト』編集部 酒井裕玄)