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プルトニウム輸送船に積載 米に向け出航へ 茨城・東海村

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プルトニウム輸送船に積載 米に向け出航へ 茨城・東海村

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 茨城県東海村の東海港で22日、日本が米国への返還に合意した研究用プルトニウムを運搬するとみられる英国の輸送船に、クレーンでコンテナが積み込まれた。近く米国に向け出航する見通し。

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 核物質の管理強化を進めるオバマ米政権の方針に基づく返還で、米南部サウスカロライナ州にある米エネルギー省のサバンナリバー核施設に運び込み、最終処分する予定。日米両政府は、核防護を理由に輸送ルートや到着時期を明らかにしていない。

 輸送船「パシフィック・イグレット」は21日午前8時ごろ、東海港に到着。海上保安庁の巡視船が警備するなか、22日午前、複数のコンテナをクレーンで積み込んだ。

 プルトニウムは米国や英国から提供された331キロで核兵器40~50発分に相当する。日本原子力研究開発機構が東海村の高速炉臨界実験装置(FCA)で保管していた。米核施設に運び、希釈して民間利用する。