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「紅白」審査方法に今回も疑問の声 男女で勝敗…そもそも必要なのか!?

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第68回NHK紅白歌合戦

「紅白」審査方法に今回も疑問の声 男女で勝敗…そもそも必要なのか!?

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NHKの上田良一会長(伴龍二撮影) 1/1枚

 大みそか恒例のNHK紅白歌合戦で、2年続けて審査結果に疑問の声が上がっている。昨年の第68回では、第67回で「視聴者軽視」と批判を浴びた審査方法を見直したが、白組が80万票以上の大差で勝利したことについて、インターネット上では「実態に合っていない」との批判が起こった。「そもそも男女に別れて争う必要があるのか」と番組の根本を問う意見もあり、“国民的番組”のあり方が問われている。(兼松康)

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 紅白の審査方法をめぐっては、一昨年の第67回で、視聴者投票では、白組約420万票、紅組約252万票。会場投票でも白組1274票、紅組870票と、白組が大差で勝っていた。しかし、勝った組にそれぞれ2票を加算する方式だったため、1人1票を持つゲスト審査員ら11人のうち9人が投票した紅組が逆転勝利。ネットを中心に“一票の格差”を疑問視する声が上がっていた。

 このため、NHKでは今回、視聴者は紅組と白組の全22組の対戦ごとに1票を投じられるのに対し、会場審査員とゲスト審査員は全対戦が終了後、紅白どちらかに1票のみを投票する仕組みを導入した。

 結果は白組223万7644票、紅組143万2371票。会場とゲスト審査員の票では、白組1305票、紅組1079票だったのに、視聴者票だけで80万票以上の差がついた。最終対戦が終わり、会場とゲスト審査員が投票を済ませる前に、勝敗は決していたことになる。

 NHKの上田良一会長は、11日の定例会見で、「より視聴者の意向を反映するような形での結果を導き出せたのではないか」と話し、一定の成果を得たという認識だ。

 だが、単文投稿サイトのツイッターなどでは、紅白の放送直後から、「さすがに差がつきすぎ」「ゲスト審査員の存在が生かされてない」など、審査方法への批判が相次いだ。