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【特撮最前線】新シリーズ「ウルトラマンジード」は悪に落ちたウルトラマンの息子! 7月スタート

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新シリーズ「ウルトラマンジード」は悪に落ちたウルトラマンの息子! 7月スタート

特撮最前線更新
主人公朝倉リクを演じる濱田龍臣(手前)とウルトラマンジード。背景にはジードの父、ベリアルの顔も((C)円谷プロ(C)ウルトラマンジード製作委員会・テレビ東京) 1/6枚

 50年の歴史を誇る特撮作品「ウルトラマン」シリーズの最新作「ウルトラマンジード」が7月8日から放送される(テレビ東京系毎週土曜午前9時)。新たなウルトラマンは、ウルトラマンの世界で唯一、悪に落ちたウルトラマンの息子という設定で、主人公を子役時代にウルトラ映画への出演経験がある俳優、濱田龍臣(16)が務めるのも話題だ。新たなウルトラマンはどんな物語を紡いでいくのか。主演の濱田、監督の坂本浩一氏(46)、構成を務めたシリーズ初参加の作家、乙一(おついち)氏(38)の思いを聞いた。

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子供の頃からの夢、射止めた!

 「すごく驚きました。こんなに早く夢がかなっていいのかなって」

 濱田の言葉の端々から、うれしさと同時に、主役という重みを背負った責任感が伝わってくる。

 ウルトラマンになることは幼い頃からの夢だった。子役の時代から「ウルトラマンが大好き。変身する役を演じてみたい」と家族らに話していたといい、今回の主役が決まって、家族は狂喜乱舞したのだという。2000年生まれの濱田にとっては「ウルトラマンネクサス」(04年)「ウルトラマンマックス」(05年)「ウルトラマンメビウス」(06年)あたりが、シリーズの原体験。「後から『ウルトラマンコスモス』(00年)もDVDで見ました」という。その歴史の長いシリーズでも、最年少での主役を射止めた形だ。

 濱田は10年の映画「ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国」で、主人公のウルトラマンゼロに変身するラン(小柳友)の弟、ナオ役で出演。この映画で敵役だったのが、史上唯一のダークサイドに落ちてしまったウルトラマンであるウルトラマンベリアルなのだが、今回、濱田が変身するウルトラマンジードは、このベリアルの息子という設定なのだ。

 「設定を聞く中で、これにもびっくりしましたね」と濱田は苦笑。「アイツ、まだ死んでなかったのか、大変な生命力だなあ」とも思う半面、「あのときの敵がお父さんなんて、不思議な感じもした」という。

 濱田が演じる主人公、朝倉リクはヒーローになるために前向きに行動する青年。「ヒーローにあこがれているあたりは僕に似ていますね」と笑うが、普段の元気な様子の一方で、「ベリアルの息子という運命にどのようにして向き合い、立ち向かっていくのか、が見どころになります」と解説する。

 ジードのデザインは、そのベリアルの雰囲気を受け継いでいる。

 「すごく独特だと思います。ベリアルの息子といわれれば、そうだという感じだし、きっちり(正義の)ウルトラマンにも見える。どちらの側にも行き過ぎていないし、カラーリングもベリアルの雰囲気がある黒を配する一方で、銀色もあって、やはり(正義の)ウルトラマンの雰囲気が伝わっていますよね」と喜ぶ。

 リクの成長を軸に描かれる物語を、濱田がどう演じていくか、確かに大きな見どころだ。

写真ギャラリー

  • 新番組「ウルトラマンジード」の制作発表会。前列左から坂本浩一監督、ウルトラマンジード(プリミティブ)、濱田龍臣、山本千尋、伏井出ケイ役の渡辺邦斗。後列左からウルトラマンジード(アクロスマッシャー)、長谷川真優、小澤雄太、ペガッサ星人ペガの声・優潘めぐみ、レムの声優・三森すずこ、ウルトラマンジード(ソリッドバーニング)(兼松康撮影)
  • 「子供の頃からの夢だった」というウルトラマンシリーズの主演を新作「ウルトラマンジード」の朝倉リク役で果たす俳優、濱田龍臣(兼松康撮影)
  • 「子供の頃からの夢だった」というウルトラマンシリーズの主演を新作「ウルトラマンジード」の朝倉リク役で果たす俳優、濱田龍臣(兼松康撮影)
  • ウルトラマンジード」の坂本浩一監督(兼松康撮影)
  • シリーズに新風を吹き込む、構成・脚本の作家、乙一氏(兼松康撮影)