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企業の農業参入でコメ生産者の所得8千億円押し上げ 政投銀が試算“福島コメノミクス”の全国展開提唱

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企業の農業参入でコメ生産者の所得8千億円押し上げ 政投銀が試算“福島コメノミクス”の全国展開提唱

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稲の育ち具合をチェックする福島県の米農家 1/1枚

 日本政策投資銀行は1日、企業の農業参入や農産物の生産効率化を促進することで、全国のコメ生産者の所得が総額8143億円押し上げられるとの試算を公表した。生活用品大手アイリスオーヤマ(仙台市)が、東日本大震災被災地の福島県南相馬市で進めるコメの生産や販売支援の取り組みを参考にした。

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 アイリスオーヤマは昨年から、避難住民の帰還が進む南相馬市でコメ生産の支援を開始。地元の農業法人などと連携して農地所有者からコメ生産を受託して全量を買い取り、加工した上で国内外に販売している。今後、県内全域に対象地域を拡大する計画だ。

 政投銀は資金面の支援を検討しており、アイリスオーヤマの取り組みについても、少子高齢化などで衰退が懸念される農業の課題解決を目指す構想「福島コメノミクス」として全国への展開を提唱する。