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乳児揺さぶり死の母親に有罪判決 さいたま地裁「同情の余地ある」 

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乳児揺さぶり死の母親に有罪判決 さいたま地裁「同情の余地ある」 

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 自宅で生後約2カ月の次男の体を強く揺さぶり死なせたとして、傷害致死罪に問われた母親(20)の裁判員裁判判決公判が1日、さいたま地裁であり、高山光明裁判長は懲役3年、保護観察付き執行猶予5年(求刑懲役4年)を言い渡した

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 判決で高山裁判長は、犯行を「次男を死亡させる危険性の高い行為だ」と認定。日常的な虐待をしていた事実はなく、突発的・衝動的な犯行だったことを考慮しても「犯行態様は悪質だ」と指摘した。

 一方、ほぼ1人で家事と育児に忙殺され精神的に追い詰められた状態だったことなどから「意思決定の過程は大いに同情の余地がある」とした。

 判決によると、昨年8月、埼玉県新座市の当時の自宅で、19歳だった母親が次男の頭を複数回揺さぶるなどの暴行を加え、9月にびまん性脳腫脹で死亡させたとしている。