産経ニュース for mobile

【草津白根山噴火】火山灰や噴石など約4万トン 気象庁、山ごとの警報も検討

記事詳細

草津白根山噴火

火山灰や噴石など約4万トン 気象庁、山ごとの警報も検討

更新
草津白根山防災会議であいさつする黒岩信忠草津町長=5日、草津町役場(久保まりな撮影) 1/1枚

 草津白根山の本白根山(群馬県草津町)の噴火を受け、同町が県や長野県、周辺自治体の担当者を集めた「草津白根山火山防災会議協議会」が5日開かれ、今回の噴火による噴出物が約4万トンと推計されることが報告された。

<< 下に続く >>

 協議会終了後に会見した気象庁の宮村淳一火山対策官によると、火山灰や噴石などの噴出物は4万トン程度と推計され、平成26年9月の御嶽山噴火と比べると、「10分の1程度」という。火山灰は直線距離にして約20~25キロ、噴石は約1~1・5キロ飛んだといい、「噴火現象としてはごく小さい」と指摘。火山活動については「以前に比べると火山性地震が多い状態で、しばらく様子を見る必要がある」とした。

 一方、気象庁は、今回噴火した本白根山に独自に噴火警報を出すシステムへの改善を検討していることも明らかにした。

 これまでは、噴火活動があった白根山の湯釜に監視体制を敷いて警報を出してきたが、草津白根山は白根山、本白根山、逢ノ峰の3つの山の総称であることから、地元の「わかりにくい」との意見を受け、それぞれの山に個別に噴火警報を出す方向で調整している。