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【オウム裁判終結】麻原彰晃死刑囚の死刑執行「Aデー」へ目光らせ 勢力保つオウム後継団体

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オウム裁判終結

麻原彰晃死刑囚の死刑執行「Aデー」へ目光らせ 勢力保つオウム後継団体

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 オウム真理教は名前を変え、今も活動を続けている。事件を知らない若い世代への勧誘を強化し、勢力を保つ。オウム裁判の終結で教祖、麻原彰晃死刑囚(62)の死刑執行「Aデー」が現実味を帯びる中、関係者は信者らの動きに目を光らせている。

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 約1500人の信者がいるアレフは麻原死刑囚への帰依を鮮明にしており、写真を飾り、麻原死刑囚の誕生日を祝う。分派した30人ほどの集団も同様という。アレフ信者が多く住む東京都足立区で、対策住民協議会会長を務める水上久志さんは「早く死刑を執行してほしいが、何か起こるかと思うと怖い」とこぼす。

 麻原死刑囚がいる東京・小菅の東京拘置所。アレフ信者が周囲を延々と歩く姿が確認されている。「経行」と呼ばれる修行だという。公安当局が死刑執行後に関して危ぶむのは、こうした信者に遺体や遺灰が神聖視されることだ。

 さらにアレフなどから離れても教義を信じる元信者「1人オウム」に関し、公安庁関係者は「ローンウルフ型のテロや後追い自殺など、あらゆる事態への警戒が必要だ」と指摘している。

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  • オウム真理教の麻原彰晃教祖(本名・松本智津夫)=1990年10月22日、静岡県富士宮市