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女性専用シェアハウス運営会社、賃借料支払いを突然停止

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女性専用シェアハウス運営会社、賃借料支払いを突然停止

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 首都圏で女性専用シェアハウス「かぼちゃの馬車」を展開する不動産会社が、物件所有者への今月の賃借料の支払いを突然停止し、トラブルになっていることが20日、分かった。所有者は数百人に上り、銀行から多額の「アパートローン」を借り入れ、1億円超の新築物件を購入した人が大半とみられる。このまま収入が途絶えると、返済に窮する人が相次ぐなど混乱が拡大する恐れがある。

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 問題の会社はスマートデイズ(東京)。昨年10月には所有者への支払い減額を一方的に通告していた。入居率が低迷し、資金繰りの悪化に拍車が掛かったとみられる。20日に所有者向け説明会を東京都内で開き、出席者によると、菅沢聡社長が「生活に困っている人にも住まいを提供していく」と事業見直しの方針を示し理解を求めた。

 同社の公式ホームページなどによると、シェアハウスは敷金や礼金が必要な一般的な賃貸物件とは異なり、水回り設備は共有になるが、「各部屋に家具・家電付きで初期費用1万円と家賃だけで住める」と宣伝。不動産で副収入を得たい会社員らの投資を呼び込み、創業から5年余りで部屋数は東京や神奈川などに1万超に拡大していた。

 契約は同社が物件を一括して借り上げて各部屋を学生らに賃貸し、所有者には毎月保証した賃借料を支払う仕組み。所有者には、地方在住やまだ物件を建築中の人も多いとみられる。