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【就学支援金不正受給】ウィッツ青山学園高校側は違法性認識か 生徒集め「既卒者でも」と勧誘依頼

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ウィッツ青山学園高校側は違法性認識か 生徒集め「既卒者でも」と勧誘依頼

就学支援金不正受給更新
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 三重県の高校「ウィッツ青山学園高校」が、国からの就学支援金を不正に受け取っていた疑いが持たれている事件で、同校を運営する株式会社「ウィッツ」の親会社「東理ホールディングス」の元部長が、学校側から「支援金を得るため高校既卒者でもいいので生徒を集めて」と依頼されていたことが20日、関係者への取材で分かった。

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 支援金は既卒者には支給されないが、学校側が支援金を増やすため、違法と知りながら受給資格のない生徒を入学させていた疑いがあり、東京地検特捜部が全容解明を進めている。

 関係者によると、元部長に依頼したのは、支援金を詐取した疑いがある生徒が在籍する「四谷LETSキャンパス」の代表の男性。元部長は月約6万円の報酬で、代表から生徒集めを依頼された。今年4月ごろから、学習塾経営者らに対し、支援金を得るために高校既卒者の入学を勧誘していたという。

 四谷キャンパスでは男女3人の生徒が支援金計約87万円を不正に受給していた疑いが持たれているが、さらに別の2人も受給していたことが判明。この5人のうち3人が東京都から月3万5000円の奨学金を受け取っていたことも新たに分かった。

 元部長は昨年6月までウィッツの監査役を務め、親会社の東理ホールディングスでは部長職にあったが、特捜部が同校や同社などを捜索した2日後の今月10日、同社を退職している。