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【リオパラ異聞】ライブ放送が激減したパラリンピック NHKは最終種目の車いすマラソンをなぜ放送しなかったのか?

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【リオパラ異聞】
ライブ放送が激減したパラリンピック NHKは最終種目の車いすマラソンをなぜ放送しなかったのか?

レース最終盤までデッドヒートが展開された女子の車いすマラソン。4位の土田和歌子は優勝タイムとわずか1秒差、劇的な幕切れだった(ロイター) レース最終盤までデッドヒートが展開された女子の車いすマラソン。4位の土田和歌子は優勝タイムとわずか1秒差、劇的な幕切れだった(ロイター)

 連日、日本選手が表彰台に上がるものの、メダルの色は銀か銅。視覚障害のマラソンを終えた時点で、日本のパラ関係者はフィナーレを飾る最終種目に望みを託したに違いない。切り札は車いすマラソンの第一人者、土田和歌子だった。夏冬計7度目のパラリンピックに出場。海外でも名の知れたスーパーウーマンだが、2000年シドニーで銅、04年アテネで銀。「マラソン金」に闘志を燃やしてリオに乗り込んできた。レースはゴール直前までデッドヒートの様相を呈した。土田はトップとわずか1秒差の4位だった。

 車いすマラソンのスピード感は見る者を釘付けにする。健常者のマラソンよりもフィニッシュタイムは約40分速く、パラリンピックにありがちな「ユックリズム」はない。

 「NHKはリオ・パラリンピック直前、Eテレで障害者を『感動』の道具とする他局のスタンスを批判した。その後だけに、福祉に対するNHKらしい報道姿勢をパラリンピックで示してほしかったが、五輪に比べるとだいぶ消極的な印象を受けた」とある五輪ウオッチャー。仮に土田が金メダルを獲得していたら、NHKは大会の最後の最後に誕生した「日本人金メダル第1号」を伝える絶好機を逸していたことになる。うがった見方をすれば、視聴者の苦情が殺到する事態も予想されただけに、NHK幹部の中には金メダルゼロに安堵する気持ちもあったのではないか。

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