産経ニュース

【五輪バドミントン】準々決勝で敗れた山口「悔しい」、被災地への思い胸に挑んだ日本勢対決

リオ五輪 リオ五輪

記事詳細

更新

【五輪バドミントン】
準々決勝で敗れた山口「悔しい」、被災地への思い胸に挑んだ日本勢対決

日本人対決に敗れた山口茜。被災地・熊本への思いを背負って戦ったが及ばなかった(AP) 日本人対決に敗れた山口茜。被災地・熊本への思いを背負って戦ったが及ばなかった(AP)

 バドミントン女子シングルス準々決勝で、山口茜(あかね)(19)は、奥原希望(のぞみ)(21)との日本勢対決に敗れた。福井県出身の山口は現在、熊本県を拠点としており、被災した第二の故郷に笑顔を届けようとコートに立っていた。試合後は悔しさを押し殺し「この経験を生かして強くなりたい」と語った。

 奥原とは選手村で同部屋。「一度も勝ったことがない相手だが、後悔しないようにやりたい」と挑み、第1セットを奪取した。しかしその後はミスが続くなどし、メダル候補のルームメートの前に力尽きた。

 バドミントンが盛んな福井県勝山市で育ち、「勝山の最高傑作」と呼ばれている。小学校1年から指導したバドミントンチーム「勝山チャマッシュ」総監督、上田健吾さん(44)は初めてそのプレーをみたときのことをいまでも覚えている。

 「シャトルをきちんと打てて形もしっかりしている。ポテンシャルの高さは衝撃的だった」

 小学生時代は中学生の遠征に参加し、中学では高校生に胸を借りた。トップクラスを目指す選手は故郷を離れて他県の強豪校に進学するが、山口は地元の高校に進学。腕を磨いた。

 常に上を目指す姿勢に加え、一切、弱音もはかない。「苦しい練習でも楽しめる。練習中に疲れたと言ったのを聞いたことがない」と上田さんは言う。

 今春から、熊本地震で大きな被害を受けた熊本県益城(ましき)町に本社を置く再春館製薬所に入社した。震災発生当時はシンガポールの大会に出場中だったが、帰国後は日本代表の合宿を一時離れ、避難所での炊き出しや清掃活動に参加した。

続きを読む

このニュースの写真

  • 準々決勝で敗れた山口「悔しい」、被災地への思い胸に挑んだ日本勢対決
  • 準々決勝で敗れた山口「悔しい」、被災地への思い胸に挑んだ日本勢対決
  • 準々決勝で敗れた山口「悔しい」、被災地への思い胸に挑んだ日本勢対決
  • 準々決勝で敗れた山口「悔しい」、被災地への思い胸に挑んだ日本勢対決
  • 準々決勝で敗れた山口「悔しい」、被災地への思い胸に挑んだ日本勢対決

「リオ五輪」のランキング

五輪の注目発言

Powered by XWire

みんなの意見 見たい・聞きたい!