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【iRONNA発】リオ五輪の鳴りやまないブーイングと高まるフラストレーション 仲野博文(ジャーナリスト)

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【iRONNA発】
リオ五輪の鳴りやまないブーイングと高まるフラストレーション 仲野博文(ジャーナリスト)

開会式で入場行進する福原愛(手前中央左)と伊藤美誠(同右)ら=5日、リオデジャネイロ(共同) 開会式で入場行進する福原愛(手前中央左)と伊藤美誠(同右)ら=5日、リオデジャネイロ(共同)

 これまでにリオ五輪を狙ったテロ事件は報告されておらず(大会前には、テロ準備容疑で若者が逮捕されたが、イスラム国などとの関係は無しと判断された)、テロよりもリオの日常と化している犯罪の方はより深刻な問題だ。選手団や報道関係者の持ち物が盗難に遭ったり、メディア関係者を乗せたバスが銃撃されたというニュースも、連日リオから発信されている。

選手を悩ますブーイング

 テロの脅威や犯罪よりも、選手を悩ます一番大きなものはこれまでの五輪ではあまり見られなかった大歓声とブーイングかもしれない。とりわけ、ブーイングに関しては開会式からサッカーやバスケットボールの試合まで、様々な場所で行われており、英BBCが「リオ五輪における6種類のブーイングのパターン」として報じたほどである。フェンシングや体操の会場で大きな歓声が沸き起こった際には、「選手が競技に集中できるのか」と心配する声がツイッターなどのSNSには数多く投稿されていたが、歓声と同じくらいブーイングが響き渡るのもリオ五輪の特徴だ。

 リオには行かず、サンパウロで五輪をテレビ観戦している筆者の友人家族に話を聞いたところ、「相手チームへのブーイングや、選手をからかうチャントは、フットボールの試合と同じ感覚で行われていると思う。今回はホームチームがブラジルで、ブラジル以外の国は全てアウェーという図式で考えているブラジル人ファンは多いはず」と、ブラジルのチャント文化について語ってくれた。「ヨーロッパのような差別的なチャントではなく、権威といったものに対する反発心が、ブーイングやチャントを生み出すんだ」と、欧米との違いを強調した。

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