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犬のおまわりさん活躍 秋の交通安全運動前に啓発

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犬のおまわりさん活躍 秋の交通安全運動前に啓発

 秋の交通安全県民総ぐるみ運動(21~30日)を前に県内各地で交通安全を呼びかける活動やイベントが行われている。県警各署が各地区の交通安全協会などと協力し、取り組みを進めており、特に夜間の事故対策として歩行者を早期発見するため、ライトの上向きを奨励する「原則ハイビームの徹底」が重点的に呼びかけられている。(根本和哉)

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 宇都宮南署と宇都宮南交通安全協会は10日、制帽や交通安全タスキを着用した「犬のおまわりさん」3匹と共に宇都宮市南高砂町の交差点で交通安全をPR。歩行者や出勤時間のドライバーに「交通事故ゼロを目指そう」と呼びかけた。同署担当者は「犬のおまわりさんによって多くの人の注目を集めることができた」と3匹の働きに感謝した。

 那須塩原署でも同日、若者世代の交通安全意識を高めようと、那須看護専門学校(那須塩原市前弥六)で「歌うおまわりさん」の交通講話が行われた。同署員がウクレレの弾き語りや漫談などを交えて交通安全を呼びかけ、親しみやすい語り口で学生らの関心を引き寄せた。

 さくら署は、今年、管内で夜間に道路横断中の歩行者が死亡する事故が2件発生したことから、さくら地区安全運転管理者協議会と協力し、「ハイビームOK!こまめな切り替え推進車」と書かれたマグネットを作製。同協議会員の車に貼って原則ハイビーム走行を呼びかけている。

 また、秋の交通安全県民総ぐるみ運動の期間中、宇都宮中央署や宇都宮東署管内などの自動車教習所で自動ブレーキ機能を搭載した「安全運転サポート車」体験会を開催。那珂川署、さくら署などの管内では、ハイビーム走行の効果を体感する「ナイトスクール」が予定されている。真岡署では22日、タレントの皆藤愛子さんを一日警察署長に起用する。

 秋の交通安全運動のスローガンは「マナーアップ!あなたが主役です」。県警は「夜間走行の原則ハイビームの徹底」に加え、SEE(発見)、SLOW(減速)、STOP(停止)の「3S運動」などを重点的に呼びかける。