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兵庫の舞子高生、園児に災害の出前授業 新聞紙で防災スリッパ作り

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兵庫の舞子高生、園児に災害の出前授業 新聞紙で防災スリッパ作り

園児たちに地震が起きたときの対処方法を教える県立舞子高校の生徒たち =神戸市垂水区 園児たちに地震が起きたときの対処方法を教える県立舞子高校の生徒たち =神戸市垂水区

 園児に防災の知識を身につけてもらおうと、神戸市垂水区の県立舞子高校の生徒たちは8日、認定こども園「花の森」(同市垂水区)で出前授業を行った。災害発生時に取るべき行動や新聞紙を使った防災スリッパの作り方などを分かりやすく伝えた。

 園児たちが楽しみながら防災を考えるきっかけになればと、同園が舞子高校に出前授業を依頼。授業内容は同校環境防災科の生徒が考え、小さな子供にも分かりやすいようにイラストを使うなどの工夫を加えた。

 同科3年の生徒9人はこの日、2~6歳の園児22人に、地震や台風など災害の様子が描かれたイラストを見せたり、発生時の対処方法を紹介したりした。生徒が「地震が起こったときは、両手で頭を守ろうね」と身ぶり手ぶりを交えて説明すると、園児も楽しそうにまねしていた。

 新聞紙を使った防災スリッパやキッチンペーパーの防災マスクも作成。園児らはできあがったスリッパを履きながら、「帰ったらお母さんに教えてあげる」「これで足が痛くない」とうれしそうだった。

 同校3年の住吉悠さん(18)は「両親がいないときに災害が発生した場合でも、子供たちには災害の知識を持ち、少しでも不安に思わないようになってもらえれば」と話した。