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「灘の生一本」特別試飲会 日本酒ファンら、ほんのり赤ら顔

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「灘の生一本」特別試飲会 日本酒ファンら、ほんのり赤ら顔

「灘の生一本」を試飲する日本酒ファンら=神戸市中央区 「灘の生一本」を試飲する日本酒ファンら=神戸市中央区

 日本有数の酒どころ「灘五郷」の技術者らでつくる「灘酒研究会」が8日、北野工房のまち(神戸市中央区)で、純米酒の統一ブランド「灘の生一本(きいっぽん)」の特別試飲会を開いた。日本酒ファンが赤ら顔を浮かべ、各蔵元自慢の酒を堪能した。

 「生一本」は同じ醸造所で作られた純米酒のこと。江戸時代に高級酒として親しまれた灘五郷の酒と偽造酒を区別するために用いられた表現という。

 同研究会は日本酒ファンを増やそうと平成23年から灘の生一本の新ブランドを発足。各蔵元の味を比較し、香りや味わいの特徴ごとに「キレ良い」や「芳醇(ほうじゅん)な香り」などと、各蔵元の個性をラベルに表記している。今年度は沢の鶴▽剣菱▽白鶴▽菊正宗▽櫻正宗▽浜福鶴▽道灌▽白鹿▽日本盛▽大関-の過去最多10銘柄が11日から発売される。

 試飲会では約360人がカップを手に各蔵元のブースを回り、商品の解説を受けながら銘酒の味を楽しんだ。夫婦で参加した西宮市の会社員、松原輝之(てるゆき)さん(48)は「蔵元ごとに酒の個性があって面白かった。自分好みの生一本も見つかり満足できました」と笑顔で話した。

 灘の生一本はいずれも720ミリリットルで税別1170~1500円。北野工房のまちでは8日から先行販売している。