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伊能が歩いた情熱たどる 篠山で「五国の足跡フォーラム」、バスツアーも

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伊能が歩いた情熱たどる 篠山で「五国の足跡フォーラム」、バスツアーも

 江戸時代に日本地図を作成した伊能忠敬(1745~1818年)の功績を見つめる「伊能忠敬・五国の足跡フォーラムin笹山領」が23日、篠山市網掛の市立丹南健康福祉センターで開かれる。丹波、但馬、播磨、淡路、摂津-の兵庫五国の各顕彰グループなどが集う初の交流イベント。24日にはバスツアーも行われる。

 同市の「伊能忠敬笹山領探索の会」主催。伊能の測量跡を示す12カ所の「標柱」を市内に設置するなど、同会の活動を知った他地域の研究家らとネットワークが広がり、没後200年を記念するフォーラムの開催が持ち上がった。県政150周年記念の連携事業にもなっている。

 伊能は文化2(1805)年の第5次測量で尼崎~赤穂の瀬戸内海沿岸を歩いたのを皮切りに、同11(1814)年の第8次で但馬から笹山領内を行くまで、兵庫五国をくまなく巡った行程がわかっている。

 23日のフォーラムは午後1時から、無料。故加藤剛さん主演の映画「伊能忠敬-子午線の夢」を上映後、五国各グループが報告、意見交換をする。夜には交流会(1人4千円)もある。

 24日のバスツアーは標柱探訪で、篠山城跡を発着点に東西2コースに分かれて実施。午前9時~午後5時の予定。定員は各25人で、1人500円。雨天決行。

 「多くの人に五国での足跡とともに伊能の情熱を知ってもらいたい」と同会の加賀尾宏一会長(80)。問い合わせは同会(電)079・552・2543。