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公園の湧水群が白濁 日野、マンション工事原因

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公園の湧水群が白濁 日野、マンション工事原因

 日野市は6日、「東京の名湧水57選」に指定されている同市東豊田の黒川清流公園の湧水群で、一部の湧水池が白濁したり、枯渇したりする事案があり、調査の結果、白濁の原因は近くのマンション工事現場で使われていた地盤安定化剤だったと発表した。枯渇の原因は依然不明で、市などは継続して調査している。

 黒川清流公園には複数の湧水池があり、白濁や枯渇が見つかったのは7月21日。以後、市と都、マンション建設事業者が共同で水質調査と原因究明を進めていた。

 調査の結果、白濁水は他の湧水に比べ最大136倍のアルミニウムが検出された。他に人体に悪影響を与える物質は検出されなかった。

 マンション工事現場でアルミニウムを含む地盤安定化剤「ベントナイト」を使用していたことから、白濁の原因はこのベントナイトの混入と確認された。

 市によると、白濁はすでになく、枯渇は徐々に解消されつつあるという。市はマンション建設事業者に工法の見直しを促している。