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香住ガニ、初セリ活気 台風影響も…過去最高6万円 兵庫

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香住ガニ、初セリ活気 台風影響も…過去最高6万円 兵庫

ベニガニの初セリ。一面、紅色に染めた =香美町香住区 ベニガニの初セリ。一面、紅色に染めた =香美町香住区

 但馬に秋の訪れを告げる日本海のベニズワイガニ(ベニガニ)漁が1日解禁となり、香美町香住区の香住漁港で4日、初セリが行われた。台風21号の影響で小型漁船8隻が早々と帰港する中、1匹の最高値は、過去最高の6万円(税別)の高値がついた。

 ベニガニは関西では唯一、香住漁港で水揚げされている。同町は「香住ガニ」のブランドでPRしており、漁期は来年5月末まで続く。

 小型漁船は、香住沖約70~100キロの漁場で操業。この日は、前日に帰港した漁船から水揚げされた約20トンの鮮やかな紅色のベニガニがセリ場にズラリと並び、久々に活気づいた。初セリは午前6時半から、セリ人のカネの合図で始まり、仲買人たちがコンテナに入ったベニガニを次々と競り落としていった。

 但馬漁協によると、この日の水揚げ金額は約1400万円。1匹の最高値は「ご祝儀相場」もあって、小型漁船では過去最高の6万円。30キロのコンテナは1万4千~4万5千円(税別)だった。

 「香住港小型ベニガニ組合」の福本好孝組合長(56)は「初セリの水揚げ量は昨年よりもやや少なかったが、単価は昨年よりも約1割アップ。台風の影響を心配したが、全体では良かった。小型漁船の1匹の最高値はびっくりした」と話した。