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朝倉スギに新たな価値を 起き上がり小法師、九大生らが制作

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朝倉スギに新たな価値を 起き上がり小法師、九大生らが制作

福岡県朝倉市の復興支援に取り組む九大生らが制作した起き上がり小法師 福岡県朝倉市の復興支援に取り組む九大生らが制作した起き上がり小法師

 昨年7月の九州北部豪雨で被災した福岡県朝倉市の復興支援に取り組む九州大の学生らが、地元産のスギ材で「起き上がり小法師(こぼし)」を制作し、福岡市で3日、展示販売会を開いた。売り上げは朝倉市に全額寄付する。関係者は「朝倉スギに新たな商品価値を付け、産業復興につなげたい」と話した。9日まで。

 流木の活用策を朝倉市の製材所などに提案してきた九州大芸術工学部の尾方義人准教授(52)が、学生や県内のデザイナーらに呼び掛けた。100人近くが参加し、犬の顔やキノコなど思い思いのデザインを考え、木工所の協力も得ながら縦約6センチ、横約5センチ大の小法師を作った。

 1個2千円で販売する。化粧道具のチークブラシとしても使える小法師を作った芸術工学部4年の山崎奈央子さん(22)は「普段使いの物にすれば、被災地のことを毎日思い出してもらえると思った」と話した。

 販売会は中央区天神2丁目の「ギャラリー風」で。20~24日には北九州市小倉北区の西日本総合展示場でも開く。